久しぶりのロッドビルディングですが、ここまで環境が整っていれば問題無く出来るでしょう。
早速、作業が止まっていたアラ竿の総巻き&エポキシ塗り。
竿作りは最初に仕上がりのコンセプトがあれば色々迷わなくて済むので、1本目のコンセプトはアニメ銀魂に登場する「紅桜」にしました。
その鋭き刃は岩をも切り裂き、月明かりに照らすと淡い紅色を帯びる。戦うたびに戦闘データを吸収し、1本で10隻もの戦艦に匹敵するカラクリ型実戦兵器…
らしいです(´-ω-`)
最初は紫ラメ糸総巻きでしたが、それだけでは「紅桜感」が出ないので、バットに飾り巻きをガッツリ入れてみました。
で、初の試みですが、飾りの上にガイドを乗せて見ようかと…
12年ぶりの飾り巻き。こんなに面倒だったけ?(ー ー;)
ちなみに飾り巻きに生産性はありません。
性能も上がる訳でもありません(笑)
ただの自己満です(笑)
総巻きが終わったので、曲げながらガイドの位置決め
色々苦戦もしましたが、12年の時を経て遂に新作が完成。
玄界灘局地戦闘用アラ竿「紅桜」
ブランクがだいぶ空いていたので心配でしたが、前より上達してるかも(^^)
鉛120号前後、イカ餌、ドラグ22キロの条件で製作。最大でPE15号、リーダー80号のPRノットと言う事も考えて、トップガイドは大口径の16番を使用。
新発想の飾り巻きの上にガイド乗せるデザインも悪くはないですね(^^)
一般的な「紅桜」としてのイメージの再現度は80点、元々はアニメ銀魂に登場する紅桜がモチーフでしたが、残念ながらそっちとは結構かけ離れてしまいました。60点。
しかし全体的な仕上がり、完成度、質の高さでは自分でも納得・満足の95点(^^)
グラスソリッドの竿ではラメ糸やメタリックを多用しがちですが、ガイド止めはナイロンスレッドを使用。
コーティング後は下地が半透明に透けるので色味の調整が難しいんですが、この透け具合が和風テイストの竿に良く合うんです
(まぁそれほど和風テイストでもないですけどね)
ただ、残念な事に、綺麗に作り過ぎてしまったので、実戦用と言いながら「曲げたくない」「汚したくない」です(笑)
しばらく観賞用になりそうです…(^^;)
次は斉藤一の牙突を作るか、鬼滅を作るか、良いモデルの案があればまた作りたいですねー。