ドラマ『SHUT UP』全話見ました。


なかなか考えさせられるドラマでした。

テーマが重い。“性暴力

身近に有りそうで無くて、無さそうで有る。


以下ネタバレのあらすじ




一流大学の学生と三流大学の苦学生に起こった一連の問題。

サークル活動の中で中心にいる頭のいい見た目も良い男子学生。彼に憧れを抱く女子大生。誘われそのまま性交渉し妊娠する。←この時系列ちょっとおかしいけど、彼の子らしい。

中絶費用を得るために彼女の友人たちがパパ活を始める。恐ろしいぐらい短絡的。手っ取り早く高額料金を得たいために売春する。その動画をネットに上げられる。それを相手に削除させるために弁護士費用100万円が必要となる。その費用を妊娠させた男子学生から奪う計画を立てる。彼の恋人に「私は彼の子を妊娠した。彼はそんな奴だ」と言って別れさせお金強奪の協力を仰ぐ。怖っ!😱 次のサークル活動資金100万円をグルになって騙し取る。動画は削除される。やったー🙌←犯罪している意識がない。妊娠した子、自分の過ちで友人に迷惑かけている意識がない。全て男が悪いと思い込む。

お金を手に入れる事に興味を持った1人はマルチ商法に手を出す。何とか破滅する前に回避。(あっさり)

そんな中、100万円奪った事が彼にバレ、追い詰められ傷害事件を起こし警察沙汰に。なぜ100万円を奪ったかの経緯を全て話し、望まない妊娠が発端だったと告白。それは合意があったのか?性に関するセミナーがあると教えられる。怪我させられた彼はボンボンのため、その経緯で父親の顔を汚さないために被害届を引き下げ何も無かった事に。

セミナーに出た彼女は自分が受けたのは性暴力だと認識する。憧れの人だったけどセックスはしたくなかった...と。うーん🤔でも自らついて行ったんだよね?

それからサークル内で同じような事が行われている。声を出せない被害者がいる。と知る。そんな彼女らから話を聞き、サークル活動中に「この中で性暴力が横行している」と訴えて去る。



なんだか結局何も解決はしていないんだけど、20歳前後の子供と大人の境目の若者の深く考えずに行動した結果の失敗とやり直しを描いたドラマだった。

この年代の若者が見ると色々感じる事があるんではないかな。



視聴のきっかけとなった、草川拓弥くんの役どころ(陽太)は主人公(由希)の友人。仁村沙和さんとしか共演シーンがなく、毎話1~2分しか出演シーンはないが、何気ない会話で主人公の気持ちに刺さる言葉を残す。

トメ俳優としてしっかりその役割を担っていた。


陽太は柔らかで優しい男の子。紳士的。

重い内容の中で陽太の出演シーンはホッとできる。登場人物の中で唯一まともな子。

拓弥くんの落ち着いた声色もピッタリだった。


自分が学生時代にこんな子いたら絶対好きになるわー!って思うぐらい素敵な男の子。

由希、惚れないの?? 何で←

これだけ疑問😅



別世界のドラマに出会わせてくれてありがとう


最終話です。