産経症の症状・権力者の思想信条の自由をことさらに守ろうとする。
ま、権力者にだって個人としては思想信条の自由はあるわけだが、肩書きをつけた段階で公人の性質を持つのは当然。
大体、内閣総理大臣がカルト信者だと公言しても、問題ないと思っている人はいないだろう?いるとすれば、それは同じカルトの信者くらい。
すると、産経はカルト信者かな?
って今さら愚問だな。
2007/5/9産経
【産経抄】
神棚に供えられる榊(さかき)の深緑は、太古の昔から自然と共生してきたこの国の原風景を思い起こさせる。安倍晋三首相が靖国神社に奉納した鉢植えの榊は5万円したそうだが、私費での奉納でさえ「憲法が定めた政教分離に違反する」と騒ぐ人たちがいる。
★これ見よがしに「内閣総理大臣」とか書いてなければいいんだけどね。
★大体、本当に純粋な信仰心から奉納したんなら、無記名で構わないはずだけど・・・。名前を出すこと自体、動機が不純だよな。
★ところで自然と共生とか言っているけど、中世日本で宗教施設を建設するため大量の木材を切り出して山林の環境を破壊したことは無視ですか?→日本人と木のつき合い方
★というより、都合の悪い事実は知らないし、知ろうとしないんだろうね。
★日本の自然が豊かなのは、日本人の生活文化による、というより、温帯湿潤な気候帯であるという地理的要因による、と考えた方が適切だと思う。
▼こういう人たちこそ連合国軍総司令部(GHQ)が押しつけた現憲法を一字一句たりとも修正させず、守り抜くことで平和を維持できると信じる「憲法教」の信者ではあるまいか。罪汚れなき榊こそいい迷惑なのだが、いま市場に流通している榊の大半は、憲法教信者のみなさんが大好きな中国産だという。
★憲法を守るべき政府が勝手に解釈改憲して構わないと考えるほど、産経には遵法精神が欠けていることはよくわかった。戦後教育の弊害を自ら体現しているつもりだろうか?
▼福岡市内で生花店を営む日野亮一さん(33)はあるとき、東京の花屋をみてまわって驚いた。店先に置かれていた榊のほとんどが中国産の「ヒサカキ」と呼ばれる榊の代用品だったのだ。
▼純国産榊の流通が激減したのはなぜか。地方の過疎化と山林の荒廃で榊の生育地が少なくなったのもさることながら、大量輸入で値段も安い中国産にコスト面で太刀打ちできないのが最大の理由だ。
▼「日本の神様には日本の榊をお供えしたい」と思い立った日野さんは、「日本榊本舗」の屋号で昨年からインターネットによる純国産榊の通販を始めた。反響は大きく、顧客の多くは東京など首都圏在住者だというが、「この仕事をやっている方は80歳代がほとんどなんです」と後継者難を危惧(きぐ)する。
★なにこれ?産経抄っていつから商業広告になったの?
▼大枚を払って榊を奉納した首相のことだから、超高齢化が進む山村の危機をどうやって食い止めるか真剣に対策を講じてくれることを期待したい。靖国の社に中国産の榊が奉納されるようになっては、英霊たちも浮かばれまい。もちろん、供物の奉納だけでなく、ご本人の参拝も忘れずに願いたい。
★首相に宗教活動をするよう圧力をかけるのってどうよ?
★「英霊たちも浮かばれまい」もう何と言うかさ、産経は死者をだしに使いすぎだよ。死人に口なし、と思っているんだろうけど、こんな奴らに「英霊」だとか「参拝」だとか「奉納」だとか語って欲しくないよな。
(2007/05/09 05:21)