産経症・よく言うよなあ
(記事UP:2006/11/1)
平成18(2006)年10月21日[土]
皇后さまが72歳の誕生日を迎えられるにあたり、記者会の質問に文書で答えられた。昨日の新聞でその全文を読んだが、秋篠宮家の悠仁さまお誕生に関する部分などなんとも率直なお答えに驚いた。いや胸がキューンとなるような思いだった。
▼皇后さまは、紀子さまが前置胎盤で帝王切開が必要となったことに、初め大変心配されたらしい。ご自分が若いときに読まれたお産の本に、怖いという記述があったからだという。それも「お産は太古も今もそう変わるはずない」と思って参考書にした古い本だった。
▼しかし、医学の進歩で安全なお産ができると聞かれた。さらに紀子さま自身からのんびりした口調の電話で、そのことを知らされ、ようやく安堵(あんど)されたようだ。ほのぼのとしてくる「打ち明け話」だし、多くの女性たちが子供を産む勇気を与えられるような気がする。
▼また、皇太子さまに対する「教育」として有名になった「ナルちゃん憲法」についても触れておられる。ご旅行に行かれるときなどに、留守を預かる当時の看護婦たちに頼まれ書き残したメモに過ぎない。「帝王学」といったものではなかったと、実情を明かされている。
▼それよりも、皇太子さまの教育で大切に考えておられたことがあった。「昭和天皇と今上陛下のお姿に学ぶこと」だったという。早くも「百家争鳴」などとして、議論のまとまりが心配されている教育再生会議にとっても、一考に値するお考えだろう。
▼皇后さまは7年前の誕生日のさいにも、さりげなく「稲むらの火」の記憶を語られた。戦前の教科書に載っていた地震の危機管理に関する話で、みんなが忘れかけていた教訓だった。来年はどんな「打ち明け話」が聞けるのか今から楽しみである。
「いや胸がキューンとなるような思いだった。」
書き手は狭心症なのか、という心配は置いといて・・・
あと、この表現は日本伝統の国語表現としてどうなんだろう?とかいう疑問もおいといて・・・
「来年はどんな「打ち明け話」が聞けるのか今から楽しみである。」
富田メモみたいに自分に都合の悪い打ち明け話だと、無視するくせによく言うよなあ。