産経症・そういうのは癒着とは言わないと思う。 | 誰かの妄想

産経症・そういうのは癒着とは言わないと思う。

自民議員、民主と日教組の癒着問う 参院選“前哨戦”か (産経新聞2006/10/31)


記事の表題は、まるで具体的な癒着があるかのような表現だが、記事本文には具体的な記載は全くない。

自民党の鈴木恒夫が、指摘した事項の一つは、
「日教組の組合員が約30万3800人いて、日教組出身の参院議員が5人」
これのどこが問題なのか?憲法で保障されている選挙権被選挙権が日教組の出身者にはない、と主張したいのか?

こんなことを言うなら、「遺族会の会員が何人いて、遺族会出身の議員が何人」とか「警察官僚が何人いて、警察出身の議員が何人」とかだって議論になっていいはず。特定の団体、特に対抗政党の支持団体が、まるで非合法な団体であるかのよう印象操作をしているとしか思えない。


で、産経の言う「癒着」ってのは、「民主党の教育基本法改正案に対して日教組幹部が『政府案を廃案にするための対策だと考える』と言っている事」・・・どこが癒着?


民主党の改正案に対して、支持団体が自らの解釈を示して支持政党の政策に反対しない、と表明しているだけだよね。

こんなので「癒着」っていえるんなら、遺族会と小泉はべたべたに癒着してたってことになるよな。


おかしいんじゃねえの?産経?



って今さら言うまでもないか。