時期の問題1・2006年7月20日というタイミング | 誰かの妄想

時期の問題1・2006年7月20日というタイミング

「出所不明」とか「タイミングよく」とか、ネトウヨの皆さんの必死な様子が微笑ましいです。


・出所不明
→出所は普通に考えて富田さんのお宅でしょう。あまりに当たり前のことで記事に書いてないだけと思います。


・関係者が生存せず証明不能
→いや、歴史の資料ってそういうもんだから。


・「タイミングよく」「この時期に」
→逆にいつ出たらよかったんでしょうか?今回の報道のタイミングが何かを狙ってのタイミングとは到底思えません。8月15日参拝に対してなら8月10日前後に発表した方が効果的でしょうし、総裁選に対してなら8月後半を狙うでしょう。発表時期自体に他意があるとは思えません。
仮に1年前でも、1ヶ月前でも「タイミングよく」と言おうと思えば言えます。最高裁判決前とか衆院選前とか、ね。
そもそも小泉政権の5年間ずっと靖国参拝しているので、ここ5年間のうち、いつ出ても「タイミングよく」みたいな発言をしようと思えばできます。
「今」だけが特別なわけではありません。


・発言者、徳川侍従長説

「 私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と 松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ」

まず、徳川侍従長がA級戦犯合祀以降、参拝していないかどうかの事実検証が必要でしょうが。
一番重要な点は、徳川侍従長が「だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ」と靖国参拝に関する自分の心を改めて強調する必要性がないということ。徳川侍従長の発言とすれば、ここがどうしても不自然(前にも書いたけど)。
徳川侍従長説の信者は、ちゃんとメモの内容を読んだの?


ま、今後歴史資料として研究されていくうちに新たな事実が出てくるかもしれないが、今現在主張されている捏造説の根拠は、お話になりません。