オーディオ関連ネタです。

2回目です。



前回、Raspberry Pi という、

手のひらサイズのLinuxサーバで

らず


ハイレゾ音楽を再生する環境を構築しました。



改めて書くと、

Raspberry Pi(Linuxサーバ)+外付けHDD(USB)
↓(USB接続)         ↓(LAN接続)
 DAC                   PC(Windows)
↓(アナログ)
アンプ

スピーカー

の構成で、

Raspberry Pi(Linux) とPC(Windows) はLANでつながっています。

もちろん両方のマシンからインターネットにもつながっています。



一般的には、PC側で再生するのでしょうが、

PCの電源OFF時には音楽再生できなくなるのがイヤなので、

別途音楽専用のサーバを立てた次第です。

電気代は1ヶ月起動しっぱなしでも数十円程度でエコです。


ちなみに、曲追加はPC側で変換もしくはダウンロードして、

LAN経由(samba)で、Raspberry Piの外付けHDDに書き込みます。




サーバーをハイレゾ再生に対応させた次は、

ハイレゾ音源対応のDACを選びます。


Raspberry Piのアナログ出力はありますが、

やはり専用のデジタル―アナログ変換装置がないと

音質にも、精神衛生的にも良くないです!




コレを見た目と、価格(安さ)で選びました!


本題



「 Pro-Ject DAC Box DS  」  

  http://www.box-designs.com/main.php?prod=dacboxds&cat=source&lang=en#


サーバーよりも大きい(笑)、ディスプレイが光ってる!

でもギリギリ手のひらサイズくらいです。

あとコレ、

マイナーすぎてレビューのページなどが殆ど見つからなかったです。

一か八かで買いました。





で、早速聞き比べ。

音源は普通のCDと同レベルの16bit/48KHzのFLACです。


前 : SMSL SD1955    DACチップ::AD1955A

後 : DAC Box DS     DACチップ:PCM1792


音の出方が全く違います。

値段もチップも回路も何もかも違うので当たり前ですが^^;



・中音域から高音域の音の密度がアップ

・全体的に音に艶と生々しさが出てくるような

・逆に低音は普通というか少し締まってないないような


精錬された音になった、とか、

好みの音になったという感じです。

変わったと言っても、

AMラジオの音が、FMラジオの音になったくらいの差はないです。



次にハイレゾ音源24bit192kHzです。

CDよりも数倍以上の情報が詰まっています。

同じ曲ではないので、比較は難しいです。


聞いた感じは、

大した差はないなということです。

自分にとっては、CD程度の音質で十分満足できるということが

改めてわかりました。

実際不満はないですし。


恐らく、

大き目の音で鳴らすとか、

ヘッドフォンならその違いがもっと明確になるかもしれません。




この次は

サンプリング方式が今までと全く違う、

話題のDSDを試したいと思っていたのですが、

一旦保留します。


理由は、

・今の音で満足できていること

・ハイレゾの曲はまだまだ少なすぎる!

・DSD音源の再生までファーム対応で可能だったDACが

ファームのバージョンが古くて対応できないことが分かり

更なる買い換え、

もしくはDDCで変換する装置が新たにが必要だと分かった

ためです。



よって今のところはハイレゾ化は暫くTBDということで一旦ストップ。




次回は、

Raspberry Pi導入後に発生している、

最も心配な事象について書きます。