
尊敬するアーティストが、
なぜこの写真を使用したのか?
なぜ、この思想なのか?
なぜ、この映画に感動したのか?
なぜこの人に恋をしたのか?
私は、数珠つなぎの様に、アートを広げた。
今となれば、PFM、デビッド・シルヴィアン、ロバート・フィリップ、キース・ジャレット、エクトル・ザズー、藤原新也、森山大道、タルコフスキー、アルチュール・ランボー等々すべて『なぜ』からだ!!
友人に勧められるのもいい、ジャケット買いもいい、しかし、一人のアーティストに恋をし、深く知る事は、すべてが見えてくる最大の手助けになるのではないだろうか・・・アートに限らずとも。
20年程まえロバート・フィリップがグルジェフに影響を受けたというグルジェフつながりからP・D・ウスペンスキーや関係本を読みあさった経験もある。思想家であるグルジェフからも、いろいろ勉強できるのである。※いいとも、のつながりでは、決して違うんですが。
今失われているものが、世の中には多いので、参考になればと思いグルジェフを紹介しておきます。
(おそらく、私のサイトを読んでいただいている方は、ご存知でしょう)
アルメニアのアレキサンドロポル生まれの神秘思想家。
ゲオルギー・イワノヴィッチ・グルジェフ(1877~1949)
よく紹介されている内容として、グルジェフは、通常の人間は牢獄にいるようなもので、自由はなく、さまざまな規則にがんじからめになった自由意志を持たない『機械』であると言っています。グルジェフは、自分が望んでいるように行動・思考・感情を抱いたりしているのではなく、すべて起こるにまかせているに過ぎないとも言っています。最初はなかなか理解できないので、映画から入るのがお勧め!!
彼の思想は、P・D・ウスペンスキー(弟子)、J・G・ベネット(弟子)、ジャンヌ・ド・ザルツマン(弟子)、ロバート・フィリップ(音楽家)、キース・ジャレット(音楽家)、デビット・シルビアン(音楽家)、ジュージア・オキーフ(画家)、フランク・ロイド(建築家)、キャサリン・マンスフィールド(作家)、ピーター・バラカン(評論家)らに影響を与える。