アウトラインをきれいに仕上げたい | ~Cookie Crumbs~クッキー・クラムズのアイシングクッキー

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クッキーのアウトラインをそのまま見せるようなデザインでは、アウトラインをきれいに仕上げたいですよね。

特にプレーンのクッキーに濃い色のアイシング、ココアのクッキーに薄い色のアイシング、というようにコントラストの強いときは乱れたところが目立ちます。


・・・といいつつ、なかなかきれいにはできないのですが、先日のワークショップで使ったプラークのクッキーが比較的うまくできていたので、今日はそんなに器用でなくてもきれいに仕上げられそうな一案をご紹介したいと思います。



まずはプラーク。
下の写真をご覧ください。
(先日のワークショップで作ったものです。アウトライン以外の仕上がりについては??と思うところもなくはないでしょうがご容赦くださいませ)




器用な方は、一気にぴしっとアウトラインを引けるのでしょうが、私はできません。
そこで、図の矢印のように1回ずつラインを区切って描きます。

具体的に言うと、両側の半円の部分を先に引きます。
私は少し長めの曲線はコルネをわりと高く上げないとうまく描けません。
コルネを高く上げるということはラインが長めに出ている状態なので、結果的にラインが余ってしまうことも多いです。
そこで、コルネは高めに上げてぐるっとラインを落としていき、矢印のようにクッキーの内側まで適当にラインを伸ばした状態にしておきます。
(あとでベースを塗ると見えなくなるので、余ったラインは取らなくてもOKです)

そのあと、横のラインを引いていきます。
尖っている部分からサイドに向かって描きます。

面倒なのでつい普通に左から右に向かって描いてしまいますが、鋭角の頂点からスタートするのがいちばんきれいに角が出るようです。


また、すでに引いてある両サイドのラインとは重ならないようにします。
(重なった部分は高さが出てしまってベースを塗ってもカバーできない可能性があります)




次は、お花の場合です。
お花はどこから描いても同じですが、やはり1つ1つのラインを区切って引いています。
着地点は通り過ぎてもいいので、なるべく丸く、歪みのないように頑張ります。



このお花もプラークもそうですが、アウトラインのくぼんでいるところをきゅっとくぼんだままに仕上げるため、この部分にベースのアイシングを盛りすぎないようにしたいところです。
カーブ・くぼみに合わせてけがき針をぐるぐると回してあげるとくぼんだところがきっちり見えるように仕上がると思います。

下の画像のうずまきは、けがき針でぐるぐるする方向を示しているつもりです。



アイシングの表面をひっかいて伸ばすのではなく、クッキー生地をひっかかない程度にけがき針を立ててぐるぐると。
アウトラインにかぶせるような感じで、結構勢い良くぐるぐるします。
ベースがフラットになりにくいときは、クッキーを揺らしてあげましょう。
小さなまな板シートの上で作業すると、クッキーに触れずにまな板シートごとタンタンとテーブルに軽く叩きつけてフラットにすることができて便利です。


ちなみに、丸いクッキーなどはアウトラインなしでぐるぐるベースを塗り広げていくという方法もありますよね。
Amberさんの動画で見たことのある方も多いのではないでしょうか。
(Amberさんの美しい丸いクッキーはこちらを参照してください→


でも、私は丸いクッキーでもアウトラインを引いてからベースを塗ることがほとんどです。
Amberさんのようにきちっときれいな丸い形にアイシングを塗り広げるのは意外と難しくありませんか…。
それに、アウトラインを引いたときと比べると、アイシングとクッキーの境界線がどうしてもシャープにはなりません。


アウトラインさえ引いておけば、あとはゆるめなアイシングでさーっとすばやく塗ることができる(エッジを整えるためにしつこくクルクルする必要がない)ので、たくさん作るときなどは案外早くできるとも言えます。



いずれにしても完璧な丸を作るのは難しいですけどね…。

アウトラインを引いたときにきっちり丸くなっていない部分は湿らせた筆で修正してあげると、かなりきっちりした丸に近づきます。


海外の方のyoutubeなんかを見ていると、みなさんクッキーを動かさずに360度あらゆる方向にラインを引いていて、ほんとに器用だなあ~と感嘆してしまいます。



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