ブルー・オーシャン戦略 | 大学院読書記録

ブルー・オーシャン戦略

ブルーオーシャン戦略とは、多くの競合がにより価格競争になりがちなレッドオーシャンから抜け出し、新たな市場
を作り出す戦略である。
レッドオーシャンが既存の市場空間で競争し、競合他社を打ち負かし、既存の需要を引き寄せ、価値とコストの間にトレードオフの関係が生み、差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで企業活動すべてをそれにあわせるのに対して、ブルーオーシャンでは競争のない市場空間を切り開き、競争を無意味なものにし、新しい需要を掘り起こし、価値を高めながらコストを押し下げ、差別化と低コストをともに追求し、その目的のためにすべての企業活動を推進する。

そのブルーオーシャン戦略の土台となるのが、コストを押し下げながら買い手にとっての価値を高めるバリュー・イノベーションである。

買い手に提供する価値を見直して、新しい価値曲線を描くための4つのアクション:
取り除く、思いきり減らす、大胆に増やす、付け加える

戦略の実行に向けて
・経営資源の最適配置
・中心人物への徹底的な働きかけ
・守護神に頼り、大敵を黙らせ、経営陣にアドバイザーになってもらう
・公正なプロセス(関与Engagement、説明Explanation、明確な期待内容Expectation)

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)/W・チャン・キム
¥1,995
Amazon.co.jp