iPhoneの商標のためにAppleが毎年一億円払っている愛知県の企業があるって。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

今日は

小話を1つ。

 

あの天下のAppleが

愛知県の一企業に

毎年1億円払っているという怪情報。

 

 

そう。

 

これ登録商標の話。

 

iPhoneは

その誕生のときに

世界各国で

その登録商標を取得していたんだけど。

 

日本で

カタカナ表記するとき、

アイホン(アイフォーン)、って

書くじゃない?

その日本での商標って、

その昔にすでに取られていたんですよ、

これが。

 

そう。

 

 

愛知県在住の人なら

CMでよくご存知の

インターフォンの会社、

アイホン株式会社。

かなり昔からある会社です。

TVアンテナのマスプロと同じくらいかな(笑)

 

昔はこんな動画も。

 

 

2008年にアイホン株式会社は

Appleの携帯電話iPhone(アイフォーン)の商標に関し、

アイホン株式会社が保有する国内および海外の商標権について交渉して、

日本国内においてはアイホン株式会社がApple社に使用許諾を、

日本以外の地域においては両社の商標が共存することで友好的な合意をしました。

 

その詳しい合意内容は未だに公開されてませんが

2009年以降、

アイホン株式会社はAppleから

毎年1億円のロイヤリティを受け取っています。

実はこれも内密になっていたんだけど、

2012年にアイホン株式会社の決算報告で

謎の収入の項目が発見されたためバレてしまったみたい。

 

この会社にとって1億って営業外収益全体の10%というので

かなり大きな儲けになっています。

 

ちなみに

この会社、

うちのすぐ近所です(笑)

 

アイホンって

愛知のインターフォンっていう意味で付けたらしい。

最初は違う別の名前だったんだけど

商標登録に引っかかって

アイホンに変えたらしい。

その時に商標ゴロに大金を支払ったようで

その苦い経験というか、

復讐劇というか。

 

 

で。

 

Appleさん、

なんで商品名決めるときに

よく調べなかったの?

って

思っている人いると思うんだけど。

 

実はこの時期ボクは社内にいたので

知っている部分を話すと、、、、。

 

知ってたんです、

日本の企業が商標持っていること。

だって社内でボクも騒いだもん、

発表の時。

インターフォンじゃん、これ!って。。。

 

 

 

 

結論。

 

ジョブズ様が言いました。

 

「この名前でなきゃヤダ!」

 

 

 

 

 

 

 

お後がよろしいようで。