ストーンズの
今年のヨーロッパツアー、
始まりました。
昨年大成功となった
『ノー・フィルター』の名称そのままに7月まで、
UK5公演をはじめ、アイルランド、フランス、
ドイツ、チェコ、ポーランドで開催。
事前にSNSに
ミック・ジャガーのトレーニング風景も流され
ひ孫がいる74歳のおじいさん、
頑張っているようです(笑)
ただこの人、
そういうふうには見えません。
未だ現役の不良ロッカー、
そこらへんの眩いレディなんか、
ツアー先でナンパしてそうだし。
でも。
そんなひいおじいちゃん、
2014年に新恋人になった
バレリーナのメラニー・ハムリックさんとのあいだの
彼の8人目の子(1歳)を
ツアーに同行させているそうです。
ひ孫と2歳しか変わらぬ末っ子を
もうすでに溺愛している ミック、
赤ちゃんのママがアメリカン・バレエ・シアターの公演に
集中できるようにとの配慮だそう。
ロックンローラーなのに子煩悩パパ・おじいちゃん。
「アメリカン・バレエ・シアターの公演があるときは、ミックが赤ちゃんの世話をしています。」
「父親としての役割をミックは真剣に考えていて、それを彼女はとても嬉しく思っているのです。」
そんなミック、
一方では昨年、別の女性と深い仲になったと
うわさもあり、不良ぶりは健在ですが。。。
そして、
6月1日は
ストーンズ最年少の
ロン・ウッド様(といっても71歳!)
のお誕生日です。
一般的に彼は
ギターの腕前は天才的にうまいと言うわけではなく、
ワイルドでファンキーな二流のギタリストという印象、
かも。
つい最近までミックとキースに
小僧扱いされていたというのは有名ですが、
最近ボクが知って驚いたのは。。。。
ロニー、1975年にフェイセズから
ストーンズに臨時ギタリストとして合流して、
75年の全米公演や76年発売のアルバム
『ブラック・アンド・ブルー』あたりで、
メディアは正式メンバーになったと報道していましたが。
そして、当時賛否両論だったファンも
78年の『サム・ガールズ』が発売される頃には、
もうストーンズには
無くてはならないメンバーと認識されました。
でも
実は。
1992年までストーンズとの契約上は、
正式メンバーではなかったそうです。
衝撃的でした、
これを聞いたとき。
そして92年頃まで
なぜロニーがストーンズとは別に
ソロ活動を盛んにやっていたのか、
(もちろんそれ以降も時々やってますが)
ようやく謎が溶けました。
当時サインに必ず
「ローリング・ストーンズ,ロニー・ウッド」と書いてた理由も。
でも。
いまはもう、
ミックもキースも
チャーリーもそして
ファンもみんな、
ロニーがいないストーンズなんて
考えられません。
勝手に自分の曲をもって行かれて
印税を取りそこねたりとか
グループ内で
知ったパ使いっ走りだったイメージはもう、
全然ないし。
1993年頃来日した時に、
新宿のヒルトン・ホテルで同時期に来日していた
ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュが
「バンドを辞めたい」と言って泣いているのを
「その内いいことがあるからさ、ね、がんばって」と
慰めていたロニー、
優しさも兼ね備えた最強のロックギタリストに
成長しています、もう誰の文句もなく。
毎日ネットに上がってくる
ツアーの映像観ながら、
ふと、
そんなことを思ったり
してました。。。