『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』観てきました!!!ある意味SW中最高傑作かも。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

SWファンの皆さん、

遅くなりました!

 

スケジュールの都合で

初日は見逃したけど

ようやく観てきました

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』!

 

前回のエピソード7

『スターウォーズ/フォースの覚醒』に続く作品、

そして気になる

ルークはどうなったのか???

 

ネタバレにならない程度で

感想を。

 

 

始めに言っておきます、

最初の三部作(EP4〜6)を除けば

これが最高傑作かもしれません、

多分。

 

 

技術的な部分、

新鋭ライアン・ジョンソン監督の

斬新な演出、

観客を裏切ってしまうような

見事なまでのシナリオの綿密さ等、

ある意味、

最初の三部作さえも凌駕しているかも

しれません。

 

SWの世界観を崩さず、

予想外の拡大の仕方で

見るものを唖然とさせます。

 

一言で言うなら、

007シリーズの

「スカイフォール」のような

原点回帰ではない

SWの真意は何か?と

観客に問いかけるような。

 

もちろんそのあたりを含め

好みで大きく別れるようですが。

 

 

 

ルークが劇中何度も吐く

「お前の思うようにはならない」

のセリフは

実は

観客の僕らに言ってるのかも、

と思うほど。

 

前回の

J.J.エイブラムス監督作品は

ディズニー傘下初、

ということもあり、

良い意味でも悪い意味でも

SWが親子仁義だけではない

真のエンターテインメント映画であることを

再確認した力作でした。

その上でハン・ソロの死や

カイロ・レンの生い立ち、

黒人を起用した斬新なキャスティングなど

感動と驚愕の両方を見事に

与えてくれました。

 

今作は

それを超えるか?

という、

一つのお題は、

簡単にクリアしているように思えます。

個人的感想ですが。

 

そして前作は

ある意味いろいろな謎を残して終わっていますので

その回答がこの映画で見事に。。。。

 

そう、

答えは全部予想を裏切ってます。

大げさに言えば、ですが。

 

そして、意外にも

マーベルのヒーロー作品のように

結構コミカルな笑えるシーンが

所々に散りばめられたり。

でも

全然SWの世界観を崩していません。

 

ライアン監督は

斬新なアイデアを採用し、

ファンの予想を裏切り、

未開の領域に踏み込んだ作品。

でも

ジョージ・ルーカスが

最初に描いた世界観を

忠実に描いている。

 

このあたりは

『ブレードランナー』続編に

近いものがあると思います。

 

とは言っても

最初の20分位はいつものスター・ウォーズ、

って感じで戦闘シーンが進みますが、

その後は。。。。

ああ、

書けません、(泣)

レイがルークにライトセーバーを手渡したあと、

どうなっていくのか。。。

 

こうなるだろうと

思った瞬間、

え?

って裏切られる。

そのレベルが

結構完璧すぎて

疑問を抱かなくなってくる、

それの繰り返しでした。

 

ハッピーエンドとも違う

バッドエンドと言うほど

悲しくもない。

 

 

一部では今作、

カイロ・レンとレイの物語、

と言われていますが

オールドファンには

まさに

”ルーク・スカイウォーカーのすべて”

という感じでしょう。

 

とにかくルークが何かする度に

泣けます。。。

特にR2との再会とか。。。(あ、ネタバレ)

 

そして今作が遺作になった

キャリー・フィッシャーさんの扮する

レイア将軍。

もう、

この貫禄と哀愁は

お見事と言うしかないです。

同時に

もうこの名優が

この世にいないと思うと。。。。

 

ある人は

『エピソード5/帝国の逆襲』の

焼き直しだ、

という人もいるでしょう。

前作でもカイロ・レンとハン・ソロの関係は

ルークとアナキンの関係性に類似してるし、

今回、ルークとレイの関係性は

まんま、

ヨーダとルークのそれ、ですから。

 

でも、

永遠に続くモノなんて

この世にはありはしない。

 

たぶん

ライアン監督は

SWの肝である

”光と闇”の

ほんとうの意味を知っている

映画人の一人かもしれません。

 

技術的には

文句なしのVFXも

今では当たり前ですが

今回はさらにスリリングな

戦闘シーンを生み出しているし

新メカ、新キャラも

かなり活かしてます。

ここについては

賛否両論あるみたいですが。

個人的には

スノークの護衛みたいな赤い奴ら

(エリート・ブリリアン・ガード)

の剣術のエフェクトが好き。

 

ここまで褒めてきたようですが

ボク的には

新メカのデザインのうちいくつかは

あまり好みでないものもありますし、

コミカルな部分も本当に必要かと言われれば

疑問もありますし、

フィンとかもっと活躍しても良かったのでは?

とか

あのアジア人のお姉さんは

ほんとうに必要だったのとか、

クエッションマークのところも

結構あったりします。

 

が。

 

今まで巨額の制作費をつぎ込んでも

ヒット作の続編が、最悪になるパターンが多い中

SWシリーズだけは

期待を裏切らずここまで来て、

今作『最後のジェダイ』も

期待を裏切らないことは確かです。

 

個人的には

最初の三部作を彷彿させながら

それを超えるような美しさの

ルークの背景の夕日を見ただけでも

最高傑作!って叫んでしまいそうでした。

 

前作同様

「もう一回観たい!」

作品です。

(多分、2〜3回観に行くと思う)

 

 

 

 

上映時間は152分。

 

時間を感じさせない

感動の超娯楽作品です、

はい。

続き、アリだけど、(笑)

 

このあと

ライアン監督で

エピソード9、

そしてそれに続く

新シリーズ3部作も決定してますから、

それまで

何回も復習してもいいでしょう。

 

 

ああ、

ポーグが

ジャー・ジャー・ビンクスの

二の舞いにならなくて、

よかった。

 

最後に。

 

 

一緒に行った僕の友達は

興奮のあまり

その場でライトセーバーを購入してしまいました。。。

結構金額してました。。。

みなさんも

感動に任せて

グッズを買いすぎないように

注意してくださいね。

 

 

あ、

ボクですか?

今回は

我慢、我慢、で

写真のオリジナルドリンクカップと

パンフレットだけにとどまりました。

 

 

次、行ったら

どうなるかわかりませんが。。。