ロックの逆襲か、U2の新作とストーンズの未発表スタジオライブのリリース。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

U2の新作だ出る。

 

突如無料配信リリースという手法が話題となった

前作『ソングス・オブ・イノセンス』(2014)から

3年ぶり14枚目のニュー・アルバム

『ソングス・オブ・エクスペリエンス』。

 

前作は

バンド初期の影響された音楽について綴ったアルバムで

今回はその対になる作品。

ボノからの手紙ような感じの作品集。

アイルランドの詩人・小説家であり、

ダブリンのトリニティ・カレッジの名誉教授である

ブレンダン・ケネリーがボノに

「自分が死んだかのように書くのだ」とアドバイス。

それがアルバムの主題になったという。

ダブリン、ニューヨーク、ロサンゼルスでレコーディングが行われ

日本盤のみ、ボーナストラック1曲追加収録。

 

ボノは
インタビューで

製作中にトラップ氏が大統領になったことで

かなり制作意図が大幅に変更されたと

語っていたが。

 

リード曲など

一聴した感想は、

前作よりも

骨太な感じ。

 

前作よりも好きかも。

 

 

 

 

そして。

 

ローリング・ストーンズの

新作。

 

といっても

未発表だった

1963年~65年に出演したBBCラジオ番組からの

貴重なスタジオ・ライヴ音源の

待望の公式リリース。

 

昨年12月にリリースされた

『ブルー&ロンサム』は

3日間で速攻録られたバンド最新の録音にして、

ブルースのカヴァー・アルバムだった。

 

ブルースはストーンズの原点、

今回はそのさらに原点となる

最初期の未発表音源集だ。

ビートルズでお馴染みの

BBCライブの

ストーンズ版。 

 

でも、実は

ファンなら

ブートレグで

一度は耳にした音源。

ただ

音質は格段に違う。

当時の雰囲気を可能な限り再現するため、

アビイ・ロードのエンジニア達が

最新の技術を駆使、

ヴォーカルや各楽器の分離を特に

向上させた音に仕上げてます。 

 

32曲入り。

デビュー曲「カム・オン」や、

「サティスファクション」「ラスト・タイム」など

代表曲はもちろん収録。

それよりも

今回の注目は

ストーンズが正式にレコーディング、

もしくは発表しなかった楽曲たち。

ビートルズで有名な「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」から

「コップス・アンド・ロバーズ」「メンフィス・テネシー」

「ハイ・ヒール・スニーカーズ」「ファニー・メイ」

「エイント・ザット・ラヴィング・ユー・ベイビー」「ビューティフル・デライラ」

「クラッキン・アップ」のカヴァー8曲が収録。 

 

当時のエネルギッシュな演奏と、

尖ったラフな音が

ズシッと、来ます。

 

ブートレグ持ってる人も

是非。