新海誠監督のオリジナル長編アニメ
「君の名は。」が
ハリウッドで実写映画化されるらしい。
配給の東宝によれば、
米パラマウント・ピクチャーズ、
あのJ・J・エイブラムスの
製作会社バッド・ロボットが
実写映画化権を獲得し、
現在は東宝、パラマウント・ピクチャーズ、
バッド・ロボットの3社が、
共同開発を行っている段階だという。
人気アニメ、コミックの実写化は
ほとんど成功例がないので
非常に不安、である。
それに
すでに実写化が発表されている
「エヴァンゲリオン」のように
かなり時間が経ってから
制作責任の所在がはっきりなかったり
予算が確保できなかったりと
いつになっても
完成しないケースもある。
（予告篇はネットに上がっているけど、ね）
今回の
ハリウッド実写版のスタッフは、
バッド・ロボットのエイブラムスと
リンジー・ウェバーがプロデュースを担当、
映画「メッセージ」で
第89回アカデミー賞脚色賞に
ノミネートされたエリック・ハイセラーが
脚本を執筆するということなので
そういうふうになる心配ないと思うが。
それに
オリジナルのアニメ版で
プロデューサーを務めた川村元気氏も、
引き続きプロデューサーとして参加しているらしい。
新海監督は、
ハリウッドでの実写映画化に対し
「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちの
ローカルな想像力、ドメスティックな技術で
組み立てた映画です。
そういう作品がハリウッドと交わることで、
もしかしたら新しい可能性のようなものを
見せてもらえるのかもしれない
──そんな期待をしながら、
完成を楽しみに待っています」と話している。
一方、
川村氏も
「これ以上ない、夢のようなチームになりました。
J・J・エイブラムスさんが『君の名は。』を
ハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは
信じられない気持ちでした。
バッド・ロボットで彼と会って話すまで
『これは夢だ、きっと夢に違いない』、
そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです」
と語っている。
たぶん配役は全て外人になると思うんだけど
せめて
「ドラゴンボール」の実写版のようにはなってほしくない、
です。