映画「俳優 亀岡拓次」にみる脇役の重要性。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

最近。

 

仕事柄もあるが。

映画をたくさん観る、

極端に。

酷い時は

一日5本、

一睡もせず観る。

とにかく気になる映画があれば

片っ端からレンタルしてくる。

 

ロード・トゥ・ヴェネチア(笑)

 

お陰で。

というか

まだ観ていないDVDも

かなり溜まっている。

 

で。

 

ずっと観てなかったうちの一本が

横浜聡子監督の

「俳優 亀岡拓次」。

 

脇役俳優が

自分では意識しないうちに

巻き起こす軌跡のシーン。

 

決して

主演にはならない。

でも、

この役者が必要だ、

と、

思わせる

安田顕さん演じる

貧乏役者。

 

これがなかなか味があって

自分もダブる部分があって、

結構しんみり観てしまった。

一応、

コメディ路線なんですが。

 

この映画、

何が良いって、

役者の話なので

設定上いろいろな映画のシーンが登場して

何本も映画を見たような

錯覚にさせるんです、

で、

あんまりオマージュとかパロディもなく。

(ちょっとはありますが、大袈裟でなく)

 

恋しない男が

恋をするとこうなる、的な。

そういうとこも

良いです。

 

「嘘の戦争」といい

安田さん、

こういう役やらせると

世界一、ですね。

 

ああ、

「水曜どうでしょう」が、

観たくなった。