ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ドライヴ』を観て。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」
 
今日は
一日中、打ち合わせでした。
 
でも
楽しい打ち合わせ。
未来の話。
 
 
 
ちょっと前の映画だけど。
 
カンヌで監督賞取った作品だから
前から気になってて。
 
 
 
やっと観ました、
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の
『ドライヴ』。
 
スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーが、
ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。
 
クライム・サスペンスなんだけど
ボクは
ラブストーリーとしてみていた。
 
激しいアクションはないし
スピード感も
あまり速さを感じない。
 
でも
たっぷりエゲツない。
 
そう、
フィルム・ノワール。
 
映像は綺麗だ。
そして音楽は
80年台をオマージュした
極上のマッチング。
サントラが売れるわけです。
 
でも。
 
手放しで
褒められる感じではなくて。
 
何か凄さはビンビン感じるけど
マイフェバリッツではない感じ。
 
 
それでもこの映画に惹かれるのは。
 
独特のオフビート感の中の
登場人物に対する監督の愛、
かも。
 
 
とにかく
クールな
ライアン・ゴズリングが
いい。
 
そして
憂いを帯びた人妻の
キャリー・マリガンが
素晴らしい。
すっかり好きになりました。
 
映画史上最も
不可解と言われてるキスシーンも
印象的でした。
 
 
この二人のお陰で
この映画は100倍良くなってます。
 
 
通常の
スタンダード映画に飽きた人に
絶対オススメです。
 
未体験ゾーンを是非。