【注意事項】
個人的な企業分析メモです
情報の信頼性は保証しませんのでご了承ください。
不二越(6474)
PER:8.20 PBR:0.59 (EV/EBITDA:1.89 自動計算による参考値)
相場は大きめ調整となっているが、調整前機械セクターの取引が活況だったことと、過去の平均PERと比較して直近Perが割安な銘柄として不二越(6474)が抽出されたので個人的に分析した。
不二越は機械工具、部品、その他の製造販売を主な事業とする企業。国内、海外で事業を行っており、EV・産業機械分野を中心とする事業構造への転換に向けて取り組んでいる。PER、PBRともに割安で、PBRは1.0を割り込んでいる。
2018~2022までの業績をみると、凹凸はあるものの当期純利益、総資産額、自己資本利益率とも良化している。2018と比較して2022の企業体質は改善されていると考えている。
セグメント別従業員を見ると、部品が一番多くこのセグメントの固定費は大きいと推測する。
また、地域別の収益をみると日本に次いでアジアが大きい。在外子会社の帳簿簿価から推定すると、アジア収益のうち中国からのものが無視できない程度あると推定した。個人的にはカントリーリスクが気になる…
次に、2023年7月13日に発表されたQ2決算をみると売上高は前年同期を上回るが、営業利益、経常利益、純利益は前年同期を下回っている。
さらに、報告書の記載より、機械工具事業は好調だが、部品事業が苦戦していることがうかがえる。
個人的な推測であるが、機械工具事業は付加価値が高く価格競争力のある商品のラインナップが進んでいるが、部品事業では原材料・エネルギー価格高を価格転嫁できる商品が少ないと思われる。このことから、今後は特に機械工具事業の動向を注視したい。
機械工具事業では、電機・電子分野、EV関連でのロボットの拡販と、工作機械需要の戻りなどにより、売上高は470億15百万円(前年同期比26.1%増)となり、営業利益は47億27百万円(同52.1%増)
部品事業では、自動車・建設機械分野の一部で生産調整の影響がありましたが、産業機械・市販分野の需要が堅調に推移し、また、海外の自動車需要の回復を取込み、売上高は799億98百万円(同4.1%増)となりました。一方、 営業利益は、原材料・エネルギー価格の高騰や固定費の増加により、24億26百万円(同44.2%減)となりました。
【まとめ】
不二越(6474)の投資判断のポイント(私的な意見です)
・カントリーリスクを考慮した評価
・機械工具事業の動向
・部品事業における原材料高の価格転嫁
・PER、PBRの割安


