去る、10月4日(土)に第16回学術交流会が開催されました。
主催は、予防医学・代替医療振興協会(NPO法人)
ナチュラルクリニック代々木(医療法人社団)
日本栄養補助食品科学検定協会(一般財団法人)
成健研究所は、サポートとして参加させていただきました。
今回の学術交流会の内容をレポートさせていただきます。
最初にご高話下さったのは、医学博士であり予防医学・代替医療振興協会理事長、神津健一先生です。
お話し下さった内容は、
(1) 対症療法と栄養療法
(2) 細胞(膜)栄養療法の真実
冒頭で先生は、
The biology of brief 書籍より、Dr. Bruce H. Lipton (ブルース・リプトン博士の研究結果をご紹介下さりました。
その内容は、細胞を容器の中に入れ、端から薬剤を入れると細胞はその薬剤から逃れようとし、端から栄養素を入れると細胞が寄ってくる、というものを踏まえ、身体の細胞自体にその状況が起こると、細胞が薬から逃れられず、悲鳴を上げているのが副作用であり、細胞が必要としている栄養剤には群がるのです。
細胞は細胞核を中心として、細胞膜が全体を覆っている構造になっているのですが、細胞核を除いても細胞は死なないが、細胞膜を除くと死んでしまう。
つまり、細胞にとって最も大切な生命線は、核酸(DNAやRNA)が存在する細胞核ではなく、タンパク質50%とリン脂質40~50%、残り微量に栄養各種で構成されている細胞膜であるのです。
注目すべきは、細胞膜でありリン脂質(レシチン)なのです。
精神疾患はレシチンが15%以下であることも頷ける内容です。
Dr.オットーワールブルグ(1931年ノーベル医学賞受賞)細胞を35%以上酸欠に追い込むと100%ガン化する。
この発表が、今になってクローズアップされていることにも触れ、細胞が酸素を上手に取り込むためには、やはり細胞膜の栄養が十分であり、健康体であることが重要なのです。
食事でもレシチンが含まれるものを摂取することは大切ではありますが、摂氏60℃で効果が減少することを踏まえると、サプリメントで上手に摂取することがよさそうです。
次に、不妊の問題について触れられました。
現在の日本では、汚染されたへその緒により、現代の子供は生まれる前から汚染されているのです。
殺人や自殺が急増した背景の裏に、本人もなぜしたか覚えていない、というのがまさに化学物質による脳障害といっても過言ではないでしょう。
また男性側では、おぞましい形である奇形精子による不妊が挙げられます。
21歳大阪在住の60名による検査、正常精子は2名。ほか58名は異常精子。このうち48名の食事がカップ麺やハンバーガーを常食していたというのが大きな問題です。
加えて、腐ることのないコンビニ弁当も一緒で、化学物質まみれなのです。
現在日本に存在する予防医学・代替医療は、検査や化学療法への導きも多く、言葉として健康的ではないことも懸念されており、予防医学・代替医療は、栄養を第一に考えるべきではないかと、ご提案くださいました。
食事(給食)を変えて不良校からモデル校になった中学校(真田中)のことにも触れられ、その内容は牛乳やパンではなく、ご飯や魚、みそ汁に変えただけで子供たちの素行と成績が目覚ましく向上したというのです。
米国では6歳未満の牛乳摂取は禁止されており、6歳以上はしぶしぶOKという側面やカルシウムパラドクスのお話から、牛乳神話から早く目を覚ましてほしいとの訴えもなさっておられました。
長年、予防医学・代替医療振興協会や学術交流会にて学ばせて頂いている成健研究所にとっては、広く深く知っていただきたい内容であり、多くの方が会場に足を運ばれて共感していただくことを望んでおります。
予防医学という言葉が多くの方に認知をいただき、多くの方が体型や食事の方法、食べ物にご興味をもたれ、テレビ番組では健康をテーマにしたプログラム、CMでは健康食品と、10年前から考えると、病気を予防することや自分の身体は自分で守ろうと意識なさっている方々と触れ合える機会が増えました。
しかし、一方で国民医療費は税収50兆円の8割から9割も占めています。
医療費以外にも使わなくてはならないものは山ほどあるのに、国民医療費の上昇は止まることを知りません。
成健研究所が考える予防医学の理想的未来は、困った側・知りたい側(患者や相談者)が、自分の身体についてや治療法、病気について学ぶことを怠らず、自分の身体を愛すること。
そして、サポートする側・知っている側(医療従事者やカウンセラー)は、自己のエゴや顕示を表現するのではなく、深い学びを継続し相手の為になることを提案すること。
この相互による歩み寄りがなくては、成立しないと考えています。
現代にみる、受動医療(他人任せで病気を治そうとする)ことと、経済主体型医療(経営や利益を優先した治療や提供)を続けていることと、どちらかの問題のみを指摘している段階では、日本が変わることはできないでしょう。
成健研究所は、皆さんと一緒に悩み、成長していくことを望んでいます★
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