神経伝達物質、その役割についてご紹介します。
私たちの脳の中には、ニューロン といわれるものが存在します。
そのニューロンからシナプスを介し、別のニューロンへ電気的な信号が伝わります。
しかし、ニューロンから出ているシナプスは、別のニューロンとの間にわずかな隙間を持っています。
これを「シナプス間隙」というのですが、その隙間(約50分の1マイクロメートル/1マイクロメートルは1000分の1ミリ)を電気的な信号は飛び越えるということは出来ません。
そこで、神経伝達物質の登場です。
電気的な信号がシナプスまで来ると、神経伝達物質がぎっしり詰まった小胞(花火玉の小さい版を想像して下さい)がシナプス表面に運ばれ、中にある神経伝達物質を放出します。
神経伝達物質は、別のニューロンの樹状突起にある専用の受容体(情報を受け取る突起物)にくっつきます。
すると、それぞれの神経伝達物質に対応した、専用の受容体が開き、そこからニューロン の周囲にあるイオンが別のニューロンの樹状突起に流れ込みもしくは流れ出し、別のニューロンへ情報が流れるという仕組みです。
解りやすく言いますと・・・
情報伝達物質は、ニューロン から別のニューロン に情報を送る手助けをするもので、どの情報伝達物質が指名されるかで、開かれる門(受容体)が変わります。
その門を通るのが、決められた陽イオンもしくは陰イオンなのです。
この「神経伝達物質により、脳が情報処理をしている」のです。
神経伝達により人生は変わる!
神経伝達物質は生きる上で、かなり重要なわけです。