ヘッドライトユニット | スカイラインR33趣味の部屋

ヘッドライトユニット

R33は前期型か後期型、セダンかクーペ、GTSかGT-Rでヘッドライトユニットが違っている。
その他、フロント回りも違っている。
ここではヘッドライトに焦点を絞ることにする。
まずヘッドライトの形状は大きく分けて3種類ある。

①前期GTS系
②後期GTS系
③GT-R

①と②がそれぞれセダンかクーペか、③が前期か後期かで異なっている。

まず①
基本的にセダンもクーペも同じ。
しかし、ヘッドライトレンズ回りがセダンがメッキに対して、クーペがブラックアウトされている。
バルブはハロゲン。

次に②
やはり形状はセダンもクーペも同じ。
ただ、クーペがHiとLo共にH1バルブの4灯式であるのに対して、セダンはH4の2灯式。
そのため配線も異なっている。
セダンにクーペのヘッドライトユニットを流用する場合は配線の加工が必要になる。
因みに、R33後期クーペのヘッドライトユニットは片方で\39,800。
バルブはハロゲン。

終に③
前期GT-Rのヘッドライトは前期GTS系クーペと非常に似ている。
しかし、取り付け部が異なっている。
これが後期GT-RではLo側がHID(キセノン)のプロジェクター型、Hi側がハロゲンH1バルブのマルチリフレクター型となっている。
前期に比べ後期の方が明るいため、前期GT-Rに後期GT-Rのヘッドライトユニット流用をよく見掛ける。

以上、①~③の説明をしてみた。

では、①~③間の流用は可能か?という疑問が生じる。
その答は「頑張れば、もしくは気にしないなら、できる」となる。

取り付けに関しては、スカイラインのフロントセクションがほぼ同一であることからポン付けで取り付けられる。
しかし、その他の外装パーツとのマッチングがずれてしまう。
GTS系の間の流用(①と②の間)ではヘッドライトの傾き加減、曲率が異なるため、バンパーとボンネットの間に隙間ができる。
GTS系/GT-Rの間では、GT-Rがフロンとオーバーハングが長い分、③を①or②に流用すると飛び出てしまう。

なので、①~③の間で流用する場合は、ボンネット、バンパー、レインホース、場合によってはフェンダーの交換も考えなければいけない。