続き

 

意識は有る 受け答えもしっかりしてる 

 

記憶もしっかり有る 食欲も有る

 

しかし・・・・・・・・・・・

 

起きてる時間が短くなってきてるのは気のせいなのかな????

 

 

既定の面会時間は一日に2人で約15分 うちの場合

看護師長さんが多めに見てくれて時間は気にせず傍にいてあげてください と言ってくれてます 本当に感謝です。

 

夕飯時に俺が食事をあげることになっていて 相方は待っていてくれるんですよね(まっ腹が減ってるからだけどね)

 

一時間ぐらいかけてカスクを外したり付けたり ゆっくりたべさせました  やはり口から栄養を取るのが一番良いので一口でも多く食べさせたくて・・・・

 

二口三口で苦しくなり それを2.3回繰り返すと満足して(お腹がいっぱいと言う)

 

そんな訳ないのに・・・・  そんなやり取り・・・・・

 

涙が自然と出てくる・・・・  辛い  でも 相方本人のがもっと辛いはず    気づかれないように 振る舞う

 

安心するのか薬のせいか 穏やかな感じで寝ます。

 

そんな感じで月末を迎えたころに 急変です

 

携帯が・・・・・大学病院からです

「透析後病室に戻ってきたんですが意識がかなり薄いです」

 

時間は夕方16時くらいでした  本当なら家を17時頃出る予定でしたのですぐ向かいました。

 

もう呼びかけに反応は有りません・・・・・

 

突然に来るんですね もう何年も前から強い覚悟はしていたのに・・・・・・

 

前日は帰り際にまた明日ね 待ってるね って言ってたのに・・・・・・

 

 

 

 

色々検査も出来る範囲で行ってもらってましたが原因がはっきりしないとの事  

 

抗生剤で意識が戻ってくれるといいのですがと言ってました

 

でも もう今までこんな感じで何回も乗り越えてきた彼女だったけど もう 限界だったんだろうね ってか もう頑張らなくていいよ 充分だよ って 起きたらまた痛みとの闘いだぞ  もう 解放してあげて欲しい・・・・・・

 

電話が鳴ってから約10時間弱会話は出来なかったけど 脈がドンドン落ちていく  ゆっくり落ちていく     

そしてゼロになった・・・・・・・・

 

口うるさく いつもシャキシャキで元気な相方が言葉もなく静かにゆっくりと・・・・・

 

不思議ですね 顔はまだまだ温かいのにね

 

もう痛みが無いだろ?

23年間痛みに耐えて頑張ったね  ゆっくり休んでください・・・・・