こんにちは。
Sクラス美容外科
代表院長のシム・ジニです。(^^)

 

唾液腺ボトックスで、顔が大きく見える原因が

唾液腺にある可能性をご存じでしょうか?

今回は、フェイスラインに関するご相談の中でもお問い合わせの多い

「唾液腺ボトックス」についてご紹介します。

顔が大きく見えると感じると、多くの方はまず

エラの筋肉(咬筋)や顔の脂肪を思い浮かべることが多いでしょう。

しかし実際には、耳の下やフェイスライン周辺に位置する

唾液腺(唾液を分泌する組織)が発達していることで、

顔が横に広く見えたり、下顔面が重たく見えたりすることがあります。

特に、ダイエットをしてもフェイスラインがすっきりしない場合や、

エラボトックスを受けても顔の大きさに大きな変化を感じられなかった場合には、

唾液腺の大きさや位置もあわせて確認してみる必要があります。

今回は、唾液腺ボトックスとはどのような施術なのか、

どのような場合に検討できるのか、

期待できる変化や注意点について詳しくご説明いたします。

📌 唾液腺ボトックスとは?

唾液腺ボトックスとは、耳の下に位置する耳下腺(Parotid Gland)や、

顎の下に位置する顎下腺(Submandibular Gland)に

ボツリヌストキシンを注入し、

唾液腺の働きを抑える施術です。

ボツリヌストキシンは、

神経と筋肉の間の信号伝達を一時的に遮断する成分として

広く知られていますが、

唾液腺にも応用することができます。

唾液腺の分泌活動を抑えることで、

過度に発達した唾液腺のボリュームが徐々に減少し、

フェイスラインがよりすっきりと整って見える効果が期待できます。

📌 なぜ唾液腺は大きくなるのでしょうか?

唾液腺が大きくなる原因はさまざまです。

代表的なものとして、

✔ 生まれつき唾液腺が大きい場合

✔ 唾液の分泌が活発な体質の場合

✔ 繰り返しの刺激によって唾液腺が発達した場合

✔ 慢性的な炎症や刺激がある場合

✔ 個人の解剖学的な構造による場合

などが考えられます。

ただし、顔が大きく見えるからといって、

必ずしも唾液腺が原因とは限りません。

実際には、

・咬筋の発達

・顎下脂肪

・ジョールファット(深部脂肪)

・顎骨の形状

・皮膚のたるみ

など、複数の要因が影響していることも少なくありません。

そのため、まずは顔が大きく見える原因を正確に把握することが重要です。


📌 唾液腺肥大とエラ張り(咬筋肥大)の違い

唾液腺肥大とエラ張りを混同される方は少なくありません。

しかし、それぞれ原因は異なります。

エラ張り(咬筋肥大)

耳の下にある咬筋が発達している状態

→ 奥歯を強く噛みしめると筋肉が硬く触れる

唾液腺肥大

唾液腺組織そのものが大きくなっている状態

→ 噛みしめていなくても耳の下がふくらんで見えることがある

→ 会話や食事の際にさらに目立つことがある

実際に来院される患者様の中には、

エラボトックスを何度も受けたにもかかわらず、

期待したほどフェイスラインの改善が見られず、

詳しく診察した結果、唾液腺肥大が原因だったというケースもあります。

📌 唾液腺ボトックスで期待できる変化

唾液腺ボトックスは、ダイエットや脂肪除去施術とは異なります。

目的は、唾液腺そのものの大きさやボリュームを減らすことです。

そのため、以下のような変化が期待できます。

✔ 耳の下のふくらみ感の改善

✔ 下顔面が広く見える印象の緩和

✔ フェイスラインがよりすっきり整って見える効果

✔ 顔全体が柔らかくスリムな印象へ変化

✔ 正面よりも横顔や45度の角度で輪郭の改善を実感しやすい

ただし、変化の程度には個人差があり、

解剖学的な構造によって効果の現れ方は異なる場合があります。

📌 このような場合に検討できるかもしれません

以下のような場合は、医師との相談を通じて

唾液腺ボトックスが適しているか確認してみることができます。

✔ エラボトックスを受けても十分な効果を感じられなかった場合

✔ 耳の下の部分だけが特に広く見える場合

✔ ダイエット後も下顔面が大きく見える場合

✔ 顔の下半分が重たくぼんやりした印象に見える場合

✔ 横顔でフェイスラインが滑らかに見えない場合

✔ 咬筋よりも唾液腺の突出が疑われる場合

 

 

📌 唾液腺ボトックス後、唾液が不足することはないのでしょうか?

患者様から最も多くいただくご質問の一つです。

唾液腺は一つだけの器官ではなく、

複数の唾液腺が協力して唾液を分泌しています。

そのため、適切な量で施術を行った場合、

日常生活に大きな支障が生じることは少ないとされています。

ただし、個人差により

・口の渇き

・口腔内の乾燥感

・唾液分泌の減少

などを一時的に感じる場合があります。

そのため、単に多く注入するのではなく、

患者様一人ひとりの状態を考慮した施術計画が重要です。

 

📌 唾液腺ボトックスとエラボトックスを併用する場合もあります

下顔面が広く見える原因は、

一つだけとは限りません。

実際には、

✔ 咬筋肥大(エラの筋肉の発達)

✔ 唾液腺肥大

✔ 脂肪の蓄積

✔ 皮膚のたるみ

など、複数の要因が重なっていることが少なくありません。

そのため、状態によっては

・エラボトックス

・唾液腺ボトックス

を併用して検討することもあります。

大切なのは、流行している施術をそのまま選ぶのではなく、

顔が広く見える原因が何なのかを正確に把握することです。

📌 唾液腺ボトックス施術時の注意点

唾液腺の周囲には、

さまざまな神経や血管が存在しています。

そのため、単に注入量だけを考慮するのではなく、

以下のような評価が重要です。

✔ 正確な解剖学的位置の確認

✔ 唾液腺の大きさの評価

✔ 左右のバランス・対称性の確認

✔ 一人ひとりの顔の構造分析

これらを総合的に考慮しながら施術を行う必要があります。

また、顔が大きく見える原因が唾液腺ではない場合には、

期待していたほどの効果が得られない可能性があることも理解しておく必要があります。

顔の輪郭は、単に脂肪や筋肉だけで決まるものではありません。

唾液腺の大きさも下顔面の印象やフェイスラインに影響を与えることがあり、

患者様によっては予想以上に重要な要因となる場合もあります。

ただし、顔が広く見える原因がすべて唾液腺にあるわけではありません。

咬筋、脂肪、皮膚のたるみ、骨格構造など、

さまざまな要素を総合的に考慮することで、

より正確な判断が可能になります。

唾液腺ボトックスは顔を小さくする万能な施術というよりも、

過度に発達した唾液腺によって重たく見えるフェイスラインを、

よりすっきりと整った印象へ導くための選択肢の一つです。

もしエラボトックスを受けても大きな変化を感じられなかったり、

耳の下のふくらみが特に気になったりする場合は、

まず現在のフェイスラインの原因を正確に確認してみることをおすすめします。