近くにある公園をお散歩してきた

 

ハナミズキの葉が紅葉し始めていて

季節の移り変わりをきちんと知らせてくれていた

すごいなあ

 

 

父が亡くなって

ご飯を食べるとき、テーブルが一つ空いている

 

母はそこに自分のご飯を並べてしまう

 

お父さんはお仏壇やから

自分のところに置き直してなって言わないといけない

 

すると母は

キョトンとした表情で少し考えて

きまり悪そうに笑って

自分のところに並べ替える

 

 

なかなか食事の時の、現実が理解できないようだ

 

 

お父さんご飯ですよ

起きてくださいね

ちゃんと食べに、起きてくださいね

 

 

なかなか起きてくれない父に

イライラしたり、

大きな音を立てて起こしたり、

 

 

そんな日々が、

今は思い出として

母との会話になっている

 

 

病院からの電話と駆け付けた時のこと

ベッドで横たわっていた様子や

お父さんの足首をさすったこと、

そしてまだ温かった足のぬくもり等を覚えていて

 

父の話しになると、母は必ず話し出す

 

鮮烈な出来事は、母の記憶にしっかり残っている

 

認知症ではないのかもと思うほどだが、

 

日常の外出先や食事のことは、

聞いても思い出すのが難しい・・・ヒントがあると思い出せるときもあるが

 

また、季節や時間がわからなくなるようだ

 

なので、今日何をしたらいいのかがわからず、

それが不安になるようで、

何度も私に聞いてくる

 

特に寝起きの時に私がいたら、

安心するのだろうか

嬉しそうに、お布団からひょこっと頭をおこして

ニコニコしてこちらをのぞき見ている・・・安心してるんだなぁってわかる

 

 

だから、私が不在の時は

どうしてよいのかわからない、

何をしたらいいのかわからない

そんな不安と恐怖につつまれるようで

 

私のスマホに電話をしてくる、が

その電話を、かけれない時があるようで

さらにパニックになってしまうことがあるようだ・・・私はもうあかんと嘆いている

 

もちろんすぐに電話に出れないときもあり

留守電には、

 

お母さんですよ、聞こえてますか?

あんたどこにおるの?

私どうしたらええの?

 

という必死の声が入っていることもある

 

 

今日の日付・曜日・予定と時刻など

メモ紙に書いて

いつもの場所に置いて

確認してもらえるようにしていても

不安は消えないのかもしれない

 

だから最近は、

私の予定や帰宅の時間、

母にしてもらいたい用事を記入している

 

 

自分がする用事があり、

きちんとできる事は、

成功体験のようなもので、

自信や生きがいにつながっているようだ

 

しんどいかな? 危ないかな?って

心配はあるけれど

生き生きした母になってもらうためには

一人で頑張ってやり切ってもらう選択の方が

 

幸せなのだろう

 

 

料理も火が危ないので、遠ざけ気味だったけれど

母が一人で料理できるし、したいと言い出したので

 

遠めに見ながら、ひとりで一品作るようにしている

 

忘れてどっかに言ったり

足痛いと言って休憩しに行くと、掃除しだしたりと

なんかややこしいけれど

 

母なりに頑張っているので

黒子で見張り番だ

 

 

そんな時間も また楽しい