まだこたつを出したままだ

 

布団も羽毛のままだ

 

毛布は洗って押し入れに突っ込んだ

 

寒がり、冷え性の母の意見をお聞きしながらの

衣替えをしている最中だ

 

 

母の膝は

じっとしていても痛いほどの状態になってきているが

 

私が何か用事をしていると

一緒に手伝おうとしてくる

 

でも立って歩くのも痛いし

何かにつかまらないとこけそうなほどに

ふらふら歩き

 

 

それでも 

何か役に立とうと頑張ってくれる 母

 

座っても出来ることを

お願いする様にしているけれど

 

気がついたら、

その用事も終わっていて

 

こちらの用事をしようと

一生懸命歩いてきている

 

 

 

ごめんな

あんたにばっかりさせて

 

私何にも でけへん

もう生きていたらあかん

死んでしもたほうがええわ

 

頭で考えようと思ても

それも でけへん

 

私どうしたらええの?

 

 

 

悲痛な言葉が

助けを求めてくる

 

 

こんな時、どんな返しをしたらいいのだろうか?

 

 

この前は、そんな自分が嫌で仕方なかったのか

机を叩いたり、扉を叩いたり

 

 

膝の手術のことや入院のことお医者様のお話など

いろいろして

どうしたいのかを又お話しする

 

 

歩けなくなってからの認知症の進行は加速している

 

 

手術して本当に歩けるのか?

リハビリはできるのか?

入院して認知症がさらに加速しないか?

 

 

親族の意見は それぞれ異なっていて

本人の意思も 認知症だからあてにできないところもあるし

したい時と、怖いからいやだという時がある

 

 

苦しそうな母の姿を目の当たりにしながら

気分転換にと

車いすに乗ってもらって

お出かけしたら

 

 

山の新緑や青空や花々が

母の心を和ましてくれた

 

 

ねえお母さん しりとりして帰ろうか?

 

 

出てくる単語に時間はかかるけど

きちんとできている

 

 

お母さん すごいやん

そんな言葉出てくんの?

 

 

どんな単語だったか 思い出せない私・・・やばい、やばすぎる?

 

 

二人三脚で認知症と戦わないといけないね