奥田英郎の
『ウランバーナの森』読み終えました![]()
あらすじ――
主人公ジョンは、過去の罪にさいなまれていた。
そして、心の深いところでは傷ついていた。
そんなジョンが、便秘で悩み病院に通うことになった。
受診の帰りに、過去からの亡霊に出会い、
罪悪心や傷心から解放される。
なんとも不思議な話なのですが、
文中で印象深いセリフがありました![]()
「人は何を隠して生きているのだろう。
みせかけの笑顔の奥に、
何を封じこめて毎日を送っているのだろう。
のぞかれたくない胸の内。見ないふりしている現実。
しあわせ?と聞かれれば嘘でも、しあわせと人は答える。
それはまるで、
そうありたいための自己暗示のようなものだ。
けれどそれのどこが悪いというのか。
うぬぼれと思い込みがなければ、
人生はつらいばかりじゃないか。」
「わたしは真実が万能だとは思わない。
嘘が人を安らかにするなら、
いくらだって嘘をつく用意があります」
すごく共感してしまいました![]()
