お買い物は…
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銀座へ出たついでに三越で、歳暮でも年賀でも使えるような菓子を買った。包むのを見ていると、三越の包装紙で包んでいる。それを指摘すると、「メーカーさんの包装紙もありますけど」と言うので「どっちでもいい」とそのまま三越ので包んで貰った。

 

百貨店に入ってる菓子屋は、客の依頼に応じて百貨店の包装紙でも自分の店の包装紙ででも包むのだが、聞かれずに百貨店の包装紙で包まれたのは三越がはじめてだった。

 

日本橋の三越はまだ威光が残ってるのかもしれないが、銀座の三越にはもうそんなたいしたことないのでないのと思いながら上階をザっと見た。入ってる服飾メーカーを見る限りでは松屋にも松坂屋にも負けている。

 

最近は銀座や原宿にブランドの基幹店が続々できているので、百貨店内のショップに力を入れてないのかもしれない。あるいは、最近多くなった中国や東南アジアの客のために日本縫製品を多くしてるのかつら。


 

マッチョ
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LAのメヒコ街ではカウボーイハットをかぶっている男が多い。あるいはテキサスとかではそういう風習があるのかもしれないが(アリゾナにはない)、LAではラティーノ以外の男子でカウボーイハットをかぶるひとはほとんど見かけない。

 

昼だけではなく、夜もバーにかぶって来る。靴もブーツが多い。不思議に思って何人もの女子に聞いてみた。「ねぇ、何であのひとたちカウボーイハットかぶってるの?カッコいいの?」しかし、ハッキリとした答えが返って来たことはなかった。

 

あるいはある種のひとびとがワイシャツの下のTシャツ(あるいは下着)を着るのが当然であると思うように、余りにフツ~なことなので答えられないのだろうか。

 

なぜこんなことを書いたかというと、先日東京都心でカウボーイハット(的な帽子)をかぶっているひとがいたからだ。あ、このひとに聞けばいいのかな。「何でカウボーイハットかぶってるんですか?」


 

映画日記
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12月に入ってなでか二本も映画を観てしまった。

 

崖の上のポニョ 宮崎駿監督
元人間と海の女神の娘である人面魚が、やさしくして貰った人間の男の子に会いに半漁人→人間になる、という話。と聞くと「人魚姫ぢゃん」と思うかもしれないが、宮崎監督は否定している。

 

「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」級の映画を期待するとハズレだが、子供用アニメ映画と思えば十分水準以上の作品といえる。しかも、鑑賞後謎も多い。
*ポニョの父、フジモトの前半生がまったく不明。
*ポニョは一匹なのに妹は何万何千という単位なのが不思議(食われたのか…)。
*ポニョの本名はブリュンヒルデ(北欧神話や「ニーベルングの指環」に出てくる)。

 

また、宗介は両親を呼び捨てにしたり、父親は帰ってくるようで結局劇中ではず~っと不在など意味深なところも。ちなみに「宗介」は夏目漱石の「門」の主人公「宗助」からとったといわれる。宗助は親友から妻を奪って「崖の下」にひっそりと暮らす男である。

 

K-20 怪人二十面相・伝 佐藤嗣麻子監督
サーカス団員遠藤平吉(金城武)は、明智小五郎(仲村トオル)と羽柴葉子(松たか子)の結納場面の盗撮を依頼される。怪人二十面相と誤認逮捕された平吉は、疑惑を晴らすべく修行を積んで二十面相を捕まえようとするが…。

 

江戸川乱歩の少年探偵団シリーズをもとに北村想が書いた「怪人二十面相・伝」が原作。江戸川乱歩の作品に親しんでいるひとには色々と違和感があるかもしれない。例えば、明智が男爵になっちまってるし小林少年も優等生でキザ。しかし、「日本版バットマン」と思えば結構面白い。入場料分の価値はあるし松たか子のコミカルな演技も魅力的。