パルメザンチーゼ |

君たちはパスタにチーズをおかけになるだらうか。上のさしんにあるのが粉にになったパルメザンチーズである。日本人は思考/発想的にはさておき、ライフスタイルはかなりアメリカナイズされているので、もしアメリカで生活すても(アメリカ人とそれほど交際しなけりゃ)ほとんど違和感はない。んで、私がつらつら考えてみるに、日本とアメリカの生活で大きな違いはパルメザンチーズの消費量ではあるまいか。
もともとパルメザンチーズというのはイタリアのParmigiano Reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ)というチーズの類似品であれ。本物は1~2年熟成するのだが、粉のチーズくんはそれほど熟成はしていないのでパルミジャーノ・レッジャーノとは名乗れない。
パルミジャーノ・レッジャーノは熟成の結果非常に固くなっており、フツ~はこれをすり下ろして使うのだが、そのまま食べても乙なものだ(噛み応えがあるので酒の肴にもよい、ただし相当塩分があると思う)。
私もパスタを食べるときには、これの小さい塊をチーゼ下ろしで粉状にして使っている。ただ、楽をする場合は、出来合いの粉状パルメザヌチーズを使う。 んでスーパーとかに買いに行くと、おそろしく小さいのが売っている。上の写真は80gと40gという量だが、アメリカではこんなド小さいのは売っていない。特に40gなどというのは一回の使用量ではないかと思うほどだ。アメリカでフツ~に売ってるのは8oz(227g)という大きさだが、これですら日本では麗々しく「業務用」とか称して売っている(私は外人用スーパーで手に入れている)。
アメリカのコストコ(コスコ?)とかで売ってる業務用つ~のは1kgくらいある。私はこれを本と一緒に日本に郵送してみたら途中で爆発して、箱全体にチーズがバラまかれてしまつた。郵便局のひとが「申し訳ございません」と謝罪していたが、悪いのは私だった。一緒に送った本はその後何年かチーズ臭かった。(郵便局の小包は量が多いのでアメリカでは他の荷物とわけて通関するといふ。そのせいか宅急便とかを使うより関税を免れる率が高い。逆にFedexやDHLだとかかる場合は必ずとられてしまう…)

今年は大統領選挙があつたので、いつもよりアメリカのTVを観る機会が多かった。んで、途中から「何でこんなにデブが多いのさ」と思うようになった。そう思うと気になって気になって仕方がない。とにかくデブの嵐。 オバチャンどものように「もう少し痩せなきゃ」「あら、そんなに太ってないわよ~」とかいうレベルではない。どっからどう見てもデブ、生命に危険があるデブがとにかく多いのである。オバマ陣営の運動員、マケイン陣営の運動員、前妻も不審死をしている行方不明の妻を持つ夫、いじめにあった子供とその親、色んなデブが入れ替わり立ち替わり画面に登場する。
以前、「私たちはデブじゃないのよ、ビッグなのよ」とか言う言い回しが流行ったが、言い方はどうあれ「異常な巨体の持ち主」がたくさんいるのには変わりがない(巨漢は「漢=男」という意味なので女子には使えませ~ん)。そして、彼ら彼女らに合う既製服がこれまたあるのである。いかにデブが多いかという証拠である。
アメリカ人は世界の資源の3%しか持ってないのに25%を消費しているという。人口比からすたら4%くらいしか使ってはいけないはずだ。しかも、一般人には多いデブだが有名人には少ない。大統領選挙の候補者でもデブなのはリチャードソンくらいである。歴代大統領にもデブはいないし、副大統領だつてチェイニーがやや太り気味
くらいなだけで極端なデブはいない。つまり、明らかにアメリカ社会でもデブは有利とはいえない。 昨日のTVで「白人は脂肪摂取量が多い生活を数千年続けたので、体質的に肥満しやすい」といっていたが、ヨーロッパにはこれほどデブははびこっていない(気がする)。アメリケよ!デブを何とかせよ☆

GMが死にそうだ。フォードも瀕死でクライスラーは非上場であるがもろちん元気ではないだろう。日本の自動車業界はいまでこそ世界に冠たるものだが、60年代に輸出をはじめたときは惨憺たる有様であつた。なにしろ、高速道路主体のアメリカの車社会に対応するにはエンジンが小さ過ぎた。しかし、73年の第一次オイレショックによって燃費が言われ出して認知されるようになった。 あれから30年、なぜアメリカの車会社は燃費の向上や小型車に熱心に取り組まなかったのであろう。それはもともとアメリカ人が「小さくていい燃費」という車が好きではないからだ。オイレショック後しばらくして、ビュイックが売れ出したとき、Fortuneで特集を組んだ。その結果、結局アメリカ人は「デカいエンジンを積んだデカい車」が相も変わらず好きなことがわかったという。
たすかに、ロールセロイスやメルツェデスの最上級車種をみれば明らかなのだが、燃費を度外視したときに「快適な車」といえば「大排気量で低速から高速までブンブン回せる車」ということになれ。レクサスだつて初代より現行モデルの方が燃費は別として排気量は大きくなっている。
「アメリカで一番売れてる車」として、アコードやカムリの名前が挙がることもあったが、あれは正確にいえば「最も売れてる乗用車」であつて、「最も売れてる車」は当時からフォードのFタイプなどというピックアップ、つまりトラックである。アメリカの車会社は小型車みたいに手間はかかるが儲けは少ない車を開発するより、トラックや大型車のような一日の長がある車を売ることに熱心だつたのだ(最近はトヨタもアメリカ向けトラック、大型車、高級車を売っているが高級車(レクサス)以外は日本では売っていない、だってデカぃんですもの)。
私もパスタを食べるときには、これの小さい塊をチーゼ下ろしで粉状にして使っている。ただ、楽をする場合は、出来合いの粉状パルメザヌチーズを使う。
デブ |

今年は大統領選挙があつたので、いつもよりアメリカのTVを観る機会が多かった。んで、途中から「何でこんなにデブが多いのさ」と思うようになった。そう思うと気になって気になって仕方がない。とにかくデブの嵐。
くらいなだけで極端なデブはいない。つまり、明らかにアメリカ社会でもデブは有利とはいえない。
車 |

GMが死にそうだ。フォードも瀕死でクライスラーは非上場であるがもろちん元気ではないだろう。日本の自動車業界はいまでこそ世界に冠たるものだが、60年代に輸出をはじめたときは惨憺たる有様であつた。なにしろ、高速道路主体のアメリカの車社会に対応するにはエンジンが小さ過ぎた。しかし、73年の第一次オイレショックによって燃費が言われ出して認知されるようになった。