世襲で何が悪いのさ
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小泉元総理が引退表明して次男を後継者に希望したことに、どんどこ批難・批判が出ているが、世襲で何が悪いのさ。「後援会や資金を継げて有利」「日本は貴族社会か」「無能な議員が増える」などとさまざま理由を挙げてるのだが、資金団体は規制するとしても歌舞伎役者の世襲と違って議員には選挙があるのよん。

 

そんなに悪い世襲議員であれば、選挙でどんどこ落とせばよい。「世襲は悪いのだが選挙で受かる」つ~のは、それが民意だらか仕方がない。そうしたことを外して論ずるのは、「選挙民はパ○で俺は頭ぇぇから俺の言うとおりにせよ」ということと変わらないと思う。

 

私は世襲よりも、「実家は中小企業のオーナーで一橋大卒なのに、なぜか庶民、庶民という」議員や「不倫疑惑を『みんな経験です』とかいうだけでなく、写真集付エッセーでコスプレする」議員とかの方がよっぽどヤバいと思うのだが。(前者は自党の党首選に毎回出馬を試みるが、毎回推薦人が足りない。つまり、近くで見たら「推薦したくないぴと」なのだろう。後者は、新党立ち上げに賛同しておいて、直前で逃亡した。このぴとは議員としてでなく、人間として品位がなさ過ぎる)

 

「世界でこういう国はない」とかいうのも意味がない。日本はアメリケでもなくエゲレスでもないから日本であるからして、「議員にも世襲が多くなっちゃうのよ」というのは逆に日本の文化を表してるんでないの。

 

んで、世襲がダメって言うなら、日本の象徴って確か世襲でなかつたっけ。。。


 

狗がお隠れに
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某ブロギで「実家の狗が近所のぴとの仕掛けた毒餌でお隠れにならました」という記事があつた。誠にお気の毒である。特に実家のパパンやママンはお子さんが独立すたあと狗とのふれあいがいわゆるひとつの生きがいであつたのだらう(ウチのパパンとママンもさうであれ)。

 

すかし、このお記事に寄せられたコメンツを読むと、「そ~かな~」と首を傾げざるを得ない。曰く「動物を殺すなんて」、「ウチの隣家のひとも猫さんがお嫌いで境に鉄条網を張ったり毒餌を仕掛けたりいたします」等々…。

 

フツ~のニポン人であれば毎日毎日動物や魚の死骸を食べて生活している。これらの生きものはたまたま死んだのではなく、われわれに食べられるべく殺されているのである(なかには狗や猫さんの食べものになるために殺されて缶詰められたり)。

 

人間が勝手に狗や猫さんなどを「愛護すべき動物」、牛さん豚さん鶏さんを「どんどこ殺してぇぇ動物」に分けているだけだらう。それを考えずに「動物を殺すなんて」というぴとは、完全菜食主義者なのであらうか(ま、野菜や果物だつて生きてるのだが♫)。

 

「食われるために殺されるのは別」、といふ考えをお持ちのぴともゐるかもすれん。ぢゃあ、逆に「食うなら殺してもええのか」と問いたい。世界には狗を食う文化があるところもある。自分チの狗や猫さんが「食われるため」に殺されるなら納得がいくのかな、と思わざるを得ない。

 

また、自分にとってカワイイものがひとにとってカワイイかというのは別問題であらう。ウチの猫さん方は現在東京を離れて地方でお暮らしになっている。一軒家なのでご自由にお外でお拾いになられる。と、なると近隣のお宅の庭などにもお邪魔する。

 

聞くところによればご不浄なども他家でなさるし、隣で植えた花の種などもほじくり返して遊ばれるという。もし、自分の家にこうした災難が降りかかればヤなのは当たり前である。動物嫌いなら、鉄条網くらい張って当然だと思う(幸いにもそこは理解のある隣家で、笑い話として処理されているようら)。

 

ボキは猫さんは好きであるが、ペッツ自慢の人間があまり好きくないのは、こうしたエゴをエゴと思わない傾向があるからであゅ。


 

新垣結衣
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新垣結衣がNHKに出てた。以前、とんねるずの「食わず嫌い」に出てるのを観て、「このぴと結構暗いんだな~」(この場合「暗い」とは内省的程度の意)という印象だつたのを思い出した。

 

NHKの番組ではティーンモデル→女優と成長してきた彼女が二十歳を迎えた最近、歌手活動をはじめたことを中心に構成したものだった(もろちん、こうすたことが歌手活動の宣伝にもなるのだろう)。

 

ところどころ入る彼女のモノローグは、「私がやることなのにいつも一番最後に(決まってから)聞かされる」、「どんどん活躍の場が大きくなるけど、それに見合ったパフォーマンスができているのか」「いつも自信がない」などというものだ。

 

子供の頃からモデルとして芸能活動をしてきた彼女だが、成長するにつれて自分の能力や実力が「場」に見合ったものか不安になっているのだろう。特に組織だった演技や音楽の教育を受けていない若い女性にとって当然の不安といえる。

 

しかし、世の中にはオッパイ丸出しにしたり、殺されてしまう役、あるいは死体役でもいいから映画やTVに出たいというひともいる。そういうひとにしてみたらとても贅沢な悩みであろう。

 

本人もそれはわかってるらしぃ。ただ、吉永小百合、山口百恵、植木等などなど人気者でかつ大成したひとにこうした悩みを持つひとは多かった。