グランプリファイナレ出場者決定
NHK杯も終わり、グランプリファイナレ出場者6名が決まった。(1位15点、2位13点、3位11点のポインツ制)

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事前の予想ではジャンやコストナーではなく世界選手権優勝の安藤美姫が入ると思われていたが、
叶わなかった。ジャンの決定でジュニアの世界選手権優勝者がファイナレに出場するのが3年連続
となった(過去2年はそのまま優勝)。

グランプリファイナレ優勝の行方は、やぱりキムと浅田に絞られるだらう。個人的な意見としては今期の
滑りはキムが浅田を凌駕すてゐるように思う。キムの演技は(技術的にはわらかんが)「技の連続」という
ことでなく演技全体がまとまっているように見えれ。

1位2位はキムと浅田の争いとして、3位には誰が来るか。ポインツ順でなく点数順に並べ替えると中野
友加里である可能性が高い。安藤はたすかに技術力では中野より上だろうが、安定感では中野ではない
だろうか(つまり、「最高の演技」がでければ安藤が強いが、その可能性は低いという意味)。

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中野はいつも3番手4番手のあつかいを受けて来たが、ニポンとアメリケ以外なら堂々と1番手とすて認められ
る成績を残してゐれ。ニポンの選手でなかったらトリノオリンピッケにも行けたであろう。

浅田・中野のふたりが表彰台に立つ可能性が高いグランプリファイナレは12/15~
(あっ!? ボキったら12/15に予定が入ってるでないの!ガ~~~~ン)



北京オリンピッケ野球アジア予選
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サッカーでいへばブラヂレ・アルヘンチナ・ドイツェ、バリーでいへばルシア・クーバ・中国、スポーツェの世界では強豪国
といはれる国があれ。ニポンの野球はまさにさういふ立場なのだった・・・つづく

承前、といふこつはアヂア予選いうたらサッカーでいへば南米予選のようなものでないの。つまり、ブラヂレ
だってアルヘンチナだって予選落ちするかもしれん熾烈な戦いであつた。

結果、ニポンは3戦全勝すたがヒリピン戦を除いて将に「死闘」であつた。特に韓国戦は4時間になんなんと
すれ激闘ににゃった。台湾戦ですら結果は10-2であれが、途中は負けてゐたのだ。

MVPは打率0.769と打ちまくった阿部の手に渡ったが、今回は新井の活躍も大きい。特に韓国戦で初回に
1点を取られたあとの2回先頭打者として2塁打を放ち、同点に追いつく口火をきった。そして台湾戦でデッド
ボール誤認判定直後に打ったタイムリーが光る。こうしたヒットがなければ試合はもっと膠着していた可能性
もあった。

サッカーのニポン代表がいはれゆ「決定力不足」であるが、野球のニポン代表は「決定力があれ」こつを証明
すた。(ま、ニポンで年俸1億円以上の野球選手は70名以上、サッカーは1名か2名といはれてる通りとも言えゅ)
特に、得点されたあとにひっくら返す(あるいは突き放す)という一番大事な試合運びがでけたのがよかつた。

そして初めて対戦すれニポンのトッペ投手陣から得点を奪った韓国・台湾選手たちも見事であれ。ダルビッシェ
から逆転の2点ホームラヌを打った陳金鋒といふのはスゴぃバッターだわね…。


土産考
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ブロギを開始して早三年が経過せんとす。顧みれば震撼たる粛清あればまた挨拶なき脱落もあり、あるいは
水魚の友諠あれば一触即発の交際もあらん。浅学菲才の身と雖も我を知る人ありてオヘ会にも参加したり。

オヘ会はオバチャン共ばかりにて和気藹々を旨とす。鋭意なる談論風発なきにして、あるいは刮目すべき新奇な
献策もなからん。ただ莞爾として喫茶しつつ雑談をなすのみ。

オバチャン共の奇習として土産の持参あり。前述の如く無知なる一書生の知るところでは、土産といえば苟も
人跡未踏の地を探検、はたまた交際途絶の秘境を訪問した等の記念として珍奇なる物品を持ち帰るものなり。
あるいは百歩譲って遠隔の地より訪なう者が儀礼として贈るものと覚えたり。

然るにオバチャン共決して遠隔とはいえない埼玉あるいは神奈川、東京都下より参集にも関わらず土産を持参
せる。我がオヘ会出席の嚆矢は今は亡き池田の帰国記念会にて十数名の参加あり。もとより貧窮の身にて土
産持参を夢想だにせざる我にも十数名殆どが何物かを贈りたり。即ち空手にて来たりて帰路には双手に満載
の袋を持ち得たり。

僅か数名のオヘ会にも土産は現出せり。一日オバチャン共に「何故に土産を持参せり」と問わば「持参したき故」と
返る。禅問答にも似たり。ここに至りて我も豁然大悟を得たり。曰く「放念すべし」と。

然し贈物を頂戴し返礼を省みない大人は我と道鏡のみなり。一般のオバチャン共は返礼せざれば非礼に当たらん
と誤認するも故なきことはなからん。

我心境は固より平安なりと雖も持参せざる者人に非ずという風潮は断じて許すまじ。即ち土産持参は任意なれ
ば受領もまた任意なり。持参せざる者受領せる者が負担を覚えるようであればこの奇習憎むべきなり。