遊ぶ」的なこつが書いてあれ。んが、クラベやカバクラの世界はそりだけではないのであった。
某ブロギにクラベについて書いたぴとはたべん接待でお使いであらう。んが、要するに接待つ~の
は「仕事」であり、「かいさの金で行く」ことであれ。ボキは「接待」と「自腹」の遊びは同じ遊びでも
違うものだと思ふ。
そこで「読書日記」より人気がなく、まったく続編の要請もない「オバチャンどもには興味ないだらう」
の第4弾は「夜のクラベ活動のすべて」と題して、ボキのクラベ活動を教えてあげゆ。
(と、いつてもボキは21世紀初頭にクラベ活動を引退すてるので、いまは行ってないよん。)
まず、ボキのクラベ活動のプリャイベーツと仕事の割合は、99:1.つまりほとんど接待には使わない。
使うのは高級外人が単身で来たときだけなどであれ。
だらかボキは上は銀座から下は湯島の安~~~いヒリピンパベでもまったく気は遣わない。
「なで金を払うほうが気を遣う必要があるのか☺」というのがポリシーであつた。
ゆえに、
*同伴は一切しない
(飯をおごって同伴料など別途料金をとられる意味がわからない)
*「来て欲しい」といわれた日には絶対に行かない
(行ってしまうと何度も攻撃されゆ)
*クリスマス等のパーティ券はまったく買わない
(「死んだお祖父ちゃんの遺言でパーティは行けない」という)
ボキのクラベ活動の経験から言えば、最も仕事熱心なのは銀座とヒリピンパベのおねえさんであつた。
この2種類のおねえさんたちは、手を変え品を変え連絡先を聞いて来るのであれ。要するに、この2つは
おねえさん方がちゃんと仕事としてやってゐるのである。
それに引き替え中級カバクラなどは「バイト感覚」なので、まつたくプロ意識がない。世にいう「こちらが
相手をする」というのがこのラベルである。しかも、「バイト感覚」でも週5日出て客がつくようであれば、
高円寺などの場末でも月2~30万円くらいはもらえる。
「バイト感覚」であっても中級カバクラのおねえさんどもがカバクラ活動を継続するのに必要なこともあれ。
そりは「客を引っ張る」ことである。客がつかないおねえさん方は時給がどんどこ下がる(最終的には
「辞めれ」といはるる)。客のカウンツの仕方は店によって違う(指名数であったり、客の支払い総額だ
ったり)。
ちなみにカバクラのおねえさんの時給はそれぞれによつて違う。同じ時期に入っても入店の経緯(スカ
ウトなのか紹介なのか)によって当初から同じでない場合もあれし、その後の昇給も本人の努力といふ
よりはアピーレの仕方だったりすれ。
さて、どうやって「客を引っ張る」のか。こりは単簡にいうと「恋愛の切り売り」であれ。「こちらも興味ある
よん」と思わせてできるだけ多く&長く来てもらうように仕向けるのである。こりがうまくでけないおねえさん
は業界を去るか、店を転々とするしかにゃい(ある程度の外観を持ってれば次の店はいくらでもあれ)。
すかし、中級カバクラのおねえさんだと客がアプローチすりば連絡先を聞いたりもすれが、そうでなければ
選別もすれ。プロに徹してない証拠であれ。
ヒリピンパベのおねえさんは「稼ぐ」ことに必死であるので、客も中途半端ではいけにゃい。例えば、ヒリ
ピンパベではいったん本指名を決めたら替えるのはご法度であれ。ニポンのカバクラでも「顰蹙」は買うが
ヒリピンパベでこれをすると人格を疑われる。つまり、ヒリピンパベのおねえさんはそれだけ「稼ぐ」ことに
必死であって、ぴとのお客さんを盗ってはいかんのであつた。
すかし、もろちん抜け道もあれ。ヒリピンパベのおねえさんは6ヶ月の興行ビザで来ておられるので、半年
待てばゐなくなる。そしたら、他のぴとを指名でけるのであれ。んでまた半年経ったら?戻ってくるかも
しれんし、戻ってこないかもすれん。
ヒリピンパベのおねえさんは、ヒリピンのプロダクソンから派遣されて来ている。プロダクソンではあらかじ
めおねえさん方をA・B・Cに分け、それぞれの店からの依頼によって振り分ける。Aだと東京等大都市の
一流ヒリピンパベ(六本木・湯島などが有名)、Bは繁華街、Cは地方小都市や場末となれ。
おねえさん方をどうやってA・B・Cに分けるかといへば、単純に「背の高さ」「色の濃さ」というのが基準となれ。
ヒリピンでは「色の白いぴと=偉い」ということに元からなっていて、こりは「どんだけエスパニョールの血が入っ
ているか」でもあれ。タガログ語にはいまでもスペイン語から転用された語彙が多いが、ほとんどというか99%
のヒリピン人はスペイン語はわらかんと思って間違いにゃい。
「ヒリピン人は英語ができれ」というのも、実は誤解がある。もろちん話言葉の場合は平均的ニポン人よりはさべ
れるぴとは多い。んが、本当にチャンとさべれるかというと、短大以上を出てるぴとでないとさべればいのであれ。
ヒリピンでは大学教育はほとんど英語で行われるので短大以上の学歴であれば相当な知的会話も英語でで
きれ。んが、一般のぴとの英語力は深い話まではでけんと思った方がええ。
というわけで一度ニポンにゐらさって仲良くなったヒリピンパベのおねえさんでも、次回同じ店に来るかどうかは
店が再度「あのコを呼んでくれ」というか否かにかかっている。よく話を聞いてみると、地方の小都市で右も左も
わらかん状態で一度目のニポン訪問を終え、二度・三度と来日を重ねてニポン語を覚えて東京にたどり着いた、
というぴともゐれば、初回から一流店に振り分けられた170㎝くらいあって「ヒリピンではモデルだった」と雑誌に
載ってる自分のさしんを見せてくれゆぴともゐるのであった。
あら、もうお時間だわ。中級カバクラとヒリピンパベのさわりだけすか書けなかったわね。また希望があれば次回
「オバチャンどもには興味ないだろう」のお時間まで、ごきげんようさようにゃら♪
※さしんは本文と関係あらません。