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グラフはブロギの皆さんの思想傾向(推定…)

ぴゅ~「あ!先生どこ行ってたんですか!?」
ぴゃ~「ああ、ぴゅ~君か。薄っピ~と一緒にペルに行ってたんだよ」
ぴゅ~「そうだったんですか、突然いなくなったんで心配しましたよ」
ぴゃ~「わりいわりい、とろこで何か用かね」
ぴゅ~「あ、はい京都市上京区の大西八太郎(推定35歳)さんから改憲の論点についてお尋ねがあったのです」
ぴゃ~「んで、君が回答すたんだらう?」
ぴゅ~「はい、でも最近はまた幽霊やゾンビも徘徊してますのでもう少し詳しい解説をした方がと思って」
ぴゃ~「ふん、ま改憲論議の高まりのぴとつは国民投票法案が上程さりたからだらう」
ぴゅ~「はい、今日成立すましたね」
ぴゃ~「憲法は国会の2/3以上の賛成と国民の過半数の賛成が必要だらか、ないのがおかしかったんだよ」
ぴゅ~「ん~、でもなで今までなかったのに…」
ぴゃ~「ま、やぱり危機のときに改憲論議は高まるんだよ。湾岸戦争、阪神大震災、そすて今は北朝鮮だ」
ぴゅ~「はぁ・・・」
ぴゃ~「そすて、安倍総理のおじいちゃんだつた岸元総理も改憲論者であつた」
ぴゅ~「自民党は結党のときに、改憲を掲げてますよね」
ぴゃ~「まぁ、そりは歴史的経緯があるんだよん」
ぴゅ~「ほほぉ」

ぴゃ~「今の憲法は1947年の成立だらか今年で60年ににゃる」
ぴゅ~「ぱい」
ぴゃ~「んが、奇しくも明治憲法も1889年の発布から58年、つまり約60年で終わってるね」
ぴゅ~「ほほぉ、ぢゃ結果的に憲法つ~のは60年くらいの寿命なんでしょうか?」
ぴゃ~「んにゃ、アミリケは過去18回、ドイツェは50回以上、韓国も10回近く改正しよるね」
ぴゅ~「ぢゃあ60年そのままといふのは、『まぢチョ~長げ~よ』といふ感じですね」
ぴゃ~「そういうこつににゃる。ま、ニポンは戦争に負けたわけだから、憲法改正は必至というこつもあって当時は
abcdegh改正憲法案が結構あつた」
ぴゅ~「ふんふん」
ぴゃ~「んが、当時のニポン人が第一に求めたのが"国体の護持"であつた」
ぴゅ~「"国体護持"ってにゃんですか?」
ぴゃ~「ま、こりは色々解釈があるんだが"天皇が統治する体制"だにゃ」
ぴゅ~「でも結局、維持でけてないですね」
ぴゃ~「ま、途中から"天皇の護持"的なものに変わってしまひ現在に至る。サイナラ」
ぴゅ~「ちょ、ちょっと待ってください。ぢゃあ今の憲法はどうやって作ったんですか?」
ぴゃ~「さうやって余り前のと変わらん憲法案をごにょごにょやってたら、占領軍(GHQ)から憲法草案が来る」
ぴゅ~「あ、そうなんれすか」
ぴゃ~「アメリケは占領政策のために"天皇"は残したけど、他については全面的に改正すれつもりだった」
ぴゅ~「ふ~ん」
ぴゃ~「そりが今の憲法の基本であり、GHQの基本方針であつた国民主権、基本的人権の尊重、戦争放棄の
abcdegh3原則であれ」
ぴゅ~「ゑ?ぢゃあ、今の憲法はGHQが作ったんですか?」
ぴゃ~「さうよん。GHQの英語の原本を白洲次郎とかが訳したといはれてるね」
ぴゅ~「英語が元ですか…、英語オタクが喜びさうですね」
ぴゃ~「だらか、"文民"とか今までニポン語ににゃい言葉もありるわけだね」
ぴゅ~「ふんふん、でもGHQから『これよん』て言われて誰も反対せなかったんですか?」
ぴゃ~「反対すれ者もいたけど、『ぢゃあ天皇がど~なっても知らないよん』と脅されたらし~」
ぴゅ~「なるぽど、ぢゃあGHQはニポンに戦争を起こさせないように憲法に規定したんですね」
ぴゃ~「ま、当時のニポンはぉ金もないし軍隊どろこぢゃないから9条はそんなに問題でなかった」
ぴゅ~「なるぽど」
ぴゃ~「当時は占領下だったし、『独立すてから変えればぇぇぢゃん』といふノリだったようにゃ」
ぴゅ~「なるぽど、でも9条をフツ~に読むと軍隊は保持でけませんよね」
ぴゃ~「そうかにゃ」
ぴゅ~「だって、アメリケはニポンに軍隊を持たせたくなかったんでしょ」
ぴゃ~「んが、戦争が終わってみれと東西陣営の対立、つまり冷戦のきざしが見えゆようににゃった」
ぴゅ~「あらら」
ぴゃ~「んでもって1950年に朝鮮戦争がはぢまると、ニポンにゐた米軍も出張っていかざるを得ない」
ぴゅ~「ぱい」
ぴゃ~「そこで治安維持のためにつくられた警察予備隊が保安隊ににゃり、自衛隊ににゃった」
ぴゅ~「といふこつは、アミリケは当初の占領政策を変えたんれすね」
ぴゃ~「さう、ニポンの社会体制を変えるのは中止すて、再軍備を求めるようにもにゃる」
ぴゅ~「なるぽど、ぢゃあ憲法は最初から理想と現実のせめぎ合いに」
ぴゃ~「占領直後に公職を追放されたり、戦犯とにゃったぴとも戻ってくれ」
ぴゅ~「当時の総理は吉田茂ですよね」
ぴゃ~「吉田は親英米派とすて戦時中は軍と対立すてたから追放されんかった」
ぴゅ~「さっきの白洲次郎は吉田さんと親しくて抜擢されたんですよね」
ぴゃ~「白洲次郎はケンブリッジ大卒業で英語がでけたから、終戦連絡局次長ににゃった」
ぴゅ~「最近、白洲さんブームににゃってますけど、昔は人気なかったさうですね」
ぴゃ~「そら、吉田茂に親しいというんで"吉田の腰巾着"と言われてたそうにゃ」
ぴゅ~「ふ~ん」
ぴゃ~「白洲次郎はエゲレスに留学すたり、学生時代にベントレーに乗ってたり格差社会ならではのぴとだにゃ」
ぴゅ~「う~ん、さういへば…」
ぴゃ~「奥さんも伯爵家の娘だし、戦後の平等な社会ではああいうぴとは出て来んだらう」
ぴゅ~「んで追放解除ににゃって戻って来たりすたのが、鳩山一郎とか岸信介とか」
ぴゃ~「さう、このぴとたちがどっちかというと改憲論者だにゃ」
ぴゅ~「ぢゃ吉田さんとかは」
ぴゃ~「吉田さんといふのは徹底すた現実主義者だから、国力の回復が先だと思ってただらう」
ぴゅ~「そりが吉田ドクトリンですか」
ぴゃ~「さう、軽武装・親米・経済発展だね」
ぴゅ~「すると、自民党が改憲を主張すてても皆がさうじゃないんですね」
ぴゃ~「吉田茂の路線は吉田学校とすて、池田-佐藤-田中-大平ラインにつながる」
ぴゅ~「なるぽど、戦後ニポンの主流れすね」
ぴゃ~「さう、だらか保守本流といふ。一方、鳩山・岸ラインは福田さんや中曽根さんだね」
ぴゅ~「さういへば森-小泉-安倍という最近の政権は改憲派の流れですね」
ぴゃ~「うん、だらかニポン全体の流れも変わって来てるのかもすれんにゃ」
ぴゅ~「ふんふん」
ぴゃ~「ま、憲法誕生の流れはこんにゃもんで、次回は改憲のポインツを見てみよう」
ぴゅ~「ぱい」

つづけ