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フィグア世界選手権が終わりますた。ボキの予想は見事に外れ(「ユナちゃんによほどのこと」が起きた
ので当たったもいふが…)安藤美姫ティ~が金・浅田真央ちゃんが銀と、ニポン初の1・2フィニッシュで有終
の美を飾りますた(こりは、1997年のアミリカのリピンスキー・クワン以来10年ぶりの快挙でもあらます)。

美姫ティ~はSP・フリーを通じてすべてのザンプを成功させたことが優勝の最大の要因であらう。こりは
5種類のトリプルザンプの成功で、技術的にも他の選手を凌駕すているといふ。んが、一方2位の真央ちゃん
との差は0.64点であつた。(下の表参照)もろちん真央ちゃんがSPで失敗していなければ、真央ちゃん
の優勝は明らかなのだが、もしフリーで微妙な点が加算されていても逆転すていただらう。美姫ティーと
真央ちゃんとの差は、点数以上に接戦でどちらが金でもまつたく不思議ではにゃかった。真央ちゃんが
美姫ティ~の点数発表後に号泣すたのも無理ないところであつた。
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結果的には、SP・フリーとも無難にこなした美姫ティ~が優勝、SPを失敗フリーで挽回すた真央ちゃんが
2位、SPで歴代最高、フリーでザンプを失敗すたユナちゃんが3位と、失敗が明暗を分けたことになつた。

ユナちゃんは腰痛による不調がいわれたが、SPでの完璧な演技でニポン応援団の顔色をなからしめた。
んが、ユナちゃんの敗因は、腰痛そのものよりも腰痛による練習不足がフリー4分間の演技を行う体力
に不足をきたすた事だった(腰痛自体も治ったわけでなく、選手権中も鍼治療を行っていたといふ)。
すかし、冷静に自分の敗因を語り、練習配分を考えると答えていたので次回に期待すれ。

また大学卒業後に引退も噂されゆ中野友加里だが、世界フィグアの結果を受けて発表されたISUの女子選手
ランキングでは新女王安藤を抑え3位に輝いていゆ♪(1位浅田、2位キム。そすて10傑のうちにゃんと!
ニポン人が半分の5人も…。知らにゃい間にニポン女子フィグアの絶頂期が来てゐた☺)

美姫ティ~、真央ちゃんともに昨日今日とtv各局の中継に出ずっぱりであった。インタブ~をよく聞いてると
真央ちゃんは相当に負けん気が強い。例えば、「ユナちゃんをどう思いますか?」という問いには「"自分
と同じように"上手なので」と答えてゐた。美姫ティ~がこんなこつを言ったら、すぐに2chで祭りがはぢまって
しまうだらうが、真央ちゃんが言っても「そっか~☺」で終わってしまうところが人徳かもすれない。

一方、美姫ティ~は、言ってることがよくわらかんときがある。運動選手だから上手にさべれと言ふのは
酷かもすれないが、トリノオリンピッケ後の発言でバッシングを受けたことを本人も「つらかった」と述懐すてる
のだから、やぱりコミュニケーソン能力をつけた方がぇぇと思うのだが…。
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また、過去10年のうち10回連続メダル(うち金5)の米国、7回メダル(うち金3)のロシアがぴとつもメダル
を取れずに終わった。ロシアは他種目でもメダルなしで、1960年以来の世界選手権での無冠となった。
ソ連時代のスポーツエリート選抜システムの遺産が尽きてしまったのであらうか、ロシアの出場選手に
は次代を担う選手はいなかった。

かたやこうすて過去10年の結果を見るとアミリカは、女王クワンの圧倒的な力が目立つ。しかし、クワンを
中心とすてヒューズが現われ(2001年の世界選手権銅の後、スケートカナダで優勝。2002年ソルトレー
ク五輪で金を取り引退)、コーエン・マイズナーに繋いでいる。ニポンのトッペ選手が皆アミリカに行っている
ことでわかるように、ニポン選手が世界のトッペと言ってもアミリカの方がまだまだ育成面でも一歩も二歩も
先を行ってゐる(安藤・浅田・中野が3人とも名古屋出身であることは、逆にニポンの育成が偏ってゐる
証拠かもすれん…)
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今回、5位までのうち4人がアヂア人であったが、安藤・浅田・キムがシニアに移った後の世界ジュニア
女子では、アミリカの次代を担うCaroline Zhang(さしん)とMirai Nagasu(長洲未来)が1・2位とにゃった。
名前でわかるように、Zhangは中国系(ボキのゐたIrvine出身)、Nagasuはニポン人の両親の間に生まれ
ている。国籍を問わずフィグア界でのアヂア人優位が当分続きさうであれ。

ところが、ニポンのジュニアで活躍すてゐる武田奈也や水津瑠美といった面々は実は真央ちゃんより年上
で、どっちかといふと美姫ティ~と同世代。ダイジョビか、バンクーバー後のニポンのフィグア…
※2005年の優勝はスルツカヤ(露)。