「近代化はたしかに世界的に普遍化する可能性を持つが、他方それが西洋という特定の土地で特定の時代に一回かぎりの事件として起こったことは、まぎれもない事実である」
山崎正和(劇作家・評論家)

「オバチャンどもには興味ないだろう」第二弾がやってまいりますた。
司会はアシスタントから昇格した福安かづこ、アシスタントには1月末から海外赴任が
決まってゐる女裸薄夫でお送りしませ。

さて、君たちはこれや、
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これについてどう思いませ。
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なで、今だに白人がニポン人によるニポンの視聴者のためのCMに使われるのでせう。
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また逆に、アヂアではニポンのアニメを筆頭とするニポン文化が親しまれてゐませ。
そすてニポンの情報を求めるぴとが多いと言われる。すかし、こりはニポン人が白人を尊ぶのと
同じことなのでせうか。
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また、こういふ「アヂア回帰」のCMも一部では行われてゐる。(資生堂の「椿」もさうであつた)
んが、「アヂア」といふ時に、ニポンの女優でなく中国の女優が使われたのも偶然ではなからん。
(「SAYURI」でもメインロールは中国の女優であつた…)

つまり、文明の発達によって国や地域同志が近づいたということはいへると思ふ。一方、「近づいた」
だけでは説明でけない、「侵食」もないだらうか。

例えば、ナザレのイエスの誕生日の起源がてけとうなものであるこつは、以前の記事にお書きにならますた。

すかし、オバチャンどもの慣習(伝統ではなく)への追随は起源や由来など関係にゃい。
皆さん去年も元気で「メリークリスマセ♪」とおっさってたわね…。※1、※2

中にはクリスト教徒のオバチャンどももゐらっさいますが、ほとんどのオバチャンはクリスト教徒では
なからん。あるいは何の宗教も信じてはゐらっさらない(占いとか血液型は信じやがるけど)

なで皆さんは、ぴとの精神の拠り所の「ぴとつ」である宗教を軽んじる行為を毎年大々的におやり
になるのであろう。それは、もろちん「ヴァレンタインデイ」「スウィート10」「給料の3ヶ月分」といつた
ものと同じく、商業的洗脳キャンペーンに負けた結果でもあろう。※3

んが、それを次世代を担う者、つまり子供にも強要していることを忘れてはいけにゃい。
そして手段として使ってゐるのが、モノ、つまり「クリスマスプレゼント」である。

「モノ」を媒介にして、「サンタクロース」などを信じこませる詐欺行為を「夢がある」と称するオバチャン
が頻出するのも不思議なことである。なでわざわざモノで釣って、宗教といふ精神行為について判断
できるようになる以前に、思考停止に追い込む必要があるのだろうか。※4

なで、こういふ事が何の疑問もなく「ぇぇ事」として行われているのか。そすて、それについて尋ねても
「楽しいから♪」「迷惑かけてないし~」などといふ援交女子学生のやうな答えしか返って来ないのか…

つまり、ボキはCMで白人が跳梁跋扈すたり、オバチャンどもが「ナザレのイエスの誕生日」に固執すれ
のは、ニポンの歩んで来た「近代化」にその鍵があるのではないかと思ふ。

さうです。「オバチャンどもには興味ないだろう」第二弾は、「近代化と西洋化」について考えてみゆのであつた。
ここまで読んで、ますます興味をなくしたオバチャンどもよ安心なさい。実はけふはこれで終はり…

ボキだつてこんな大きな事に結論は出してをらん。今後これについて考へることを随想的に書いてみやうかな、
と思うだけであつた…

つづく(のかっ!?)

※1.もろちん「メリークリスマセ」といふのは、「ユダヤの王、救世主であるクリストの誕生」を祝うという意味。
※2.去年、おみかんは"「サンタさん歓迎会」として祝っちゃう♪"
みのりんぐは、"だって、子供が待ってるんですもの!!ウフ。”
Malauくんは、"同上↑。うぷぷぷ♪"とコメンツしてゐた。
※3.ヴァレンタインにチョコを贈るのは、神戸のモロゾフのキャンペーンから。ダイアモンド関係は、De Beersのキャンペーン。
※4.聖ニコラウスがクリスマスにプレゼントを持って来るようににゃったのは、19世紀にできたアミリケの風習。