
「コメディエン・芸人」
島田紳助
恵俊彰(ホンジャマカ)
藤井隆
上田晋也(くりーむしちゅー)
Stephen Collbert
「歌手」
中居正広(SMAP)
国分太一(TOKIO)
岸部シロー(ザ・タイガース)
「ジャーナリスツ・その他」
Alex Trebek(Jeopardy)
大橋巨泉
櫻井よしこ
最初に、選択肢に出てゐたぴとびとは、TV草創期からの古典的な司会者といえる面々でせ。
ロイ・ジェームス-日劇ミュージックホール出身、「不二家歌謡ベストテン」の司会などで有名。
宮田輝-NHKアナウンサー。「紅白」・「のど自慢」・ふるさと番組などで看板アナ、のち参議院議員。
高橋圭三-NHKアナウンサー、「紅白」の司会などをへてニポン初のフリーアナウンサーに。「レコ大」など。
玉置宏-文化放送アナからフリーに、「ロッテ歌のアルバム」司会を1000回。唯一の現役司会者。
このように、TV草創期から局アナ転じての司会者といふのは、「司会者界の王道」といへる。
例えば、
徳光和男(NTV)
逸見政孝(フジテレビ)
みのもんた(文化放送)
小倉智昭(テレビ東京)
久米宏(TBS)
草野仁(NHK)
大塚範一(NHK)
古館伊知郎(テレビ朝日)
福澤朗(NTV)
安住紳一郎(TBS)
など、現在でも司会者の大きな供給源となつてゐることが、分かれ。
そして現在、最も司会者とすてのイメージがあるのは、コメディアンや芸人出身者であらう。
ダウンタウン
島田紳助
タモリ
明石家さんま
とんねるず
桂三枝
笑福亭鶴瓶
北野武
などの大物コメディアンは芸能界・芸人とすてランク・収入とも頂点に立ってをり、冠番組=司会
といふ図式が成り立ってゐる。おかしなこつに、こうした"大物"は本来の芸である漫才・落語・
漫談などを披露する機会はほとんどなく、"芸"をすれのは中堅以下の芸人といふことになつて
しまつてゐれ…。(島田紳助はある番組で、「漫才やろうと思ったら、半年以上の準備期間が必要」
と言い、松本人志も同意すてゐた)
こうすた芸人出身司会者は、出て来る芸能人(あるいは一般人)相手にボケたり突っ込んだりすて
番組を盛り上げる"芸"に長けてゐるのが特徴であり、「面白い」こつが優先されゆ現代のTVに最適
なのであらう。んが、こうすた"芸"は、萩本欽一が一般人を相手にすて"視聴率100%男"と呼ばれた
手法と基本的には変わってにゃいのであつた。
(ま、北野武だけは司会といふよりもトリックスター的役割りを果たし最後には、ヨーダのように賢者
とすて番組を〆るという、良くも悪くも特異なスタイルであれ)
こうすた芸人やコメディアンなどの司会の隆盛は、歌手やタレンツにも当てはまる。
堺正章/井上順(スパイダース)
岸部シロー(ザ・タイガース)
といったグループサウンズ出身あるいは、
和田アキ子
あのねのね
所ジョージ
といった面々は、歌手としてよりも"面白い"ことが評価されて司会者になってをれ。もともと、音楽家は
芸人と違った「面白さ」があり、戦後~1960年代までジャズ出身者がコメディアンとすて一世を風靡すた
時代もあつた。フランキー堺・クレイジーキャッツなどがその代表格であれ。(堺正章の父、堺駿二は喜劇
俳優であり、正章も芸人の範疇に入るのかもすれん)
そすて、現在若手男性司会者の大きな供給源となつてゐるのが、ジャニーズ事務所出身者であれ。
薬丸裕英(シブがき隊)
中居正広(SMAP)
を筆頭として、
SMAP
TOKIO
Kinki Kids
などがそれぞれ番組を持ってをれ。んが、上記二人以外は自らのグループあるいはタレンツとすての
魅力が司会と半々(あるいはそれ以上)であり、司会者とすての力量は今後にかかつてゐるといへよう。
他にも、司会者の供給先とすて、
「ジャーナリスツ」
田原総一郎
筑紫哲也
「放送作家」
青島幸男
前田武彦
大橋巨泉
「俳優」
石坂浩二
山城新伍
児玉清
関口宏
などもござんすね。
さいなら