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ぉ米のご飯が好きなひとがゐます。ま、キライなひとは少ないでしょうが、
「無くちゃいてもたってもいられない」と、いうひともいらっしゃいます。

ある女子がそういうひとでした。このひとは、米が大好きで中華に行ったら
必ず炒飯を頼むのです。
「何がよい?」
「炒飯!」

街場の中華ならともかく、有名高級中華料理店でも必ず炒飯を頼む。
「君さ、メニューにいろいろありますよ」
「ここ美味しいんでしょ?」
「うん」
「だから、美味しい炒飯食べてみたい」
「で、あるか…」

ま、こういう風に意思がはっきりしてゐる女子というのは、実はいいのです。
ダメ出しもできますし、傾向もわかりますから、「こういうのも好きだろう」
と勧めることもできるのです。

逆にダメなのは、「何でもぃぃ…」とかのたまう奴輩。店に入ってから
「私、辛いのダメなんだよね~」とか、「油っ濃過ぎるかな~」とか
言い出すのです。ま、要するに頭の整理ができていない。こういうのを
専門用語でパカといいます。ま、そういうのを誘う私もパカといえば、パカ…

元に戻って、"ご飯がないとダメ"なひとと一緒に、しゃぶしゃぶなどに行くと、
必ず小事件が起こります。

「ご注文お決まりですか?」
「じゃあ、このセット2ヶ」
「はい」
「あと、白いご飯ありますよね」
「はぁ…」
「白いご飯1ヶぉ願いします」

ここで絶対、「はい、かしこまりました」とはなりません。ではどうなるのか?

「ぁの~、しゃぶしゃぶの後に饂飩(おじや、中華麺などなど)をご用意してございますが…」
と、田舎者扱いがはじまるのです。

「アホ!!オレは君よりしゃぶしゃぶもキャビアもランチョンミートもガリガリくんも6000倍食ってるし、カラオケだって何1000曲も知ってる"歩く明星"と呼ばれた男なのにゃ~っ!!」と、言いたいところをグっと抑え、

「このひとは、白いご飯がないとダメなのです」、と説明しないといけません。

そすて、しゃぶしゃぶが参ります。スキヤキの場合は係のおねえさんが作ってくれるところも
多ござますが、しゃぶしゃぶは大体自分でしゃぶしゃぶして食べることが多いようで。

んが!!この女子は"しゃぶしゃぶ"をしないのです。なぜか?
ご飯が来ていないんですね。

ちょっと高級な和食屋はおしなべてそうですが、ご飯を最後に出したがります。
味噌汁と一緒に…

そうです、味噌汁ができていない場合は、ご飯を持って来やがらないのです。
これは、ざくろ、今半、などの高級店でもそうだったし、一番ヒドかったのが
吉祥寺の月亭たらいうところで、

「白いご飯はあるんでしょ?だから、茶碗に盛って持って来なさい」
と下命しても、まったく持って来ないで味噌汁と一緒に持って来ようとするので、
悶着になりましたとさ。

ここから本題に入るのですが(長っ!)、こういうひとは海外旅行に行くと大変でしょうね。
"白いご飯"あるいは"飯類"を求めて行脚しなければなりません。

私は、逆にまったく"ご飯"がなくても大丈夫なのです。アメリカに住んでいたときも、
周りの日本人が和食を食べたがるので、ぉ付き合いで食べましたが自分から行った
のはYoshinoyaだけでございました。

そりゃ、くるくるやMalauくんのやうな日本に二度と住むことのないであろう半外人の諸君が、
「たまには○×食べたいなぁ~」などというのであれば、理解は可能です。

んが、1年や2年くらいしかおらんのに、「あそこのラーメンがンまい」などという情報交換
に明け暮れているひとびとの話を聞いては、「変わったひとたちだな~」と思っておりますた

(多数が正しいのなら、変わっているのは私の方だったのかもしれないが)