ぴゃ~「なんだい、ぴゅ~君」
ぴゅ~「ワールドカッペはオリンピッケより大きいといわれますが、本当ですか?」
ぴゃ~「うん、IOCに加盟の国や地域より、FIFAの方が多いというね」
ぴゅ~「へ~」
ぴゃ~「FIFAの加盟協会数は207あるんだぴょ」
ぴゅ~「へ~、その全部が予選に参加してるんですか?」
ぴゃ~「んにゃ、時々によって違うが、今回は198だね」
ぴゅ~「198!スンごいですね。その中で本大会に出られるのが、32ヶ国…、1/6ですね」
ぴゃ~「そうだよ、だからニポンも3回連続出場だから、スゴいんだよ」
ぴゅ~「そうですね♪ 出場国は、どうやって決めるんですか?」
ぴゃ~「うん、まず地域によって枠があるんだ」
ぴゅ~「ほほぉ」
ぴゃ~「ヨーロッピが13、あと開催国枠でドイツが別枠」
ぴゅ~「開催国枠と前回の優勝国枠があるんですよね?」
ぴゃ~「いや、優勝国枠はやめになった。ブラジリも予選から出てるよ」
ぴゅ~「あ、そうなんですか」
ぴゃ~「南米が4.5」
ぴゅ~「え?0.5って何ですか?」
ぴゃ~「上位4ヶ国はそのまま通過で、5位がオセアニアの勝者と戦うのさ」
ぴゅ~「ほほぉ」
ぴゃ~「北中米カリブは3.5」
ぴゅ~「0.5はどこと?」
ぴゃ~「アジアの5位とプレーオフ」
ぴゅ~「ふんふん」
ぴゃ~「アフリケが5、アジアが4.5、オセアニアが0.5だね」
ぴゅ~「なるぽど…。ん?アジアと南米が同じ数ですけど、南米ってそんなに国数ありましたっけ?」
ぴゃ~「ぴゅ~君、いいところに気がついたね」
ぴゅ~「えへへ」
ぴゃ~「南米はね、10ヶ国で争うんだよ」
ぴゅ~「南米枠は4.5…。それぢゃ、約半分が出られるということれすか!?」
ぴゃ~「そうだね」
ぴゅ~「ぢゃ、アジアは何ヶ国が加盟してるんですか?」
ぴゃ~「ん…と、39ヶ国だね」
ぴゅ~「…アジアの方が確率低いっすよね…」
ぴゃ~「うん単純計算してみると、ヨーロッピが約25%、南米45%、北中米カリブ約10%、アフリカ約10%、
abcdeghアジア約11%、オセアニア5%かな」
ぴゅ~「足すと100%以上に…」
ぴゃ~「だから、単純計算というてをる!」
ぴゅ~「ヨーロッピが南米より低いんですね」
ぴゃ~「冷戦後に、ルシアやユーゴが解体して国数が増えたのもあるんぢゃないかな」
ぴゅ~「どっちにしても、南米は有利っすね」
ぴゃ~「しかし、南米の10ヶ国は、アルゼンチン・ウルグアイ・エクアドル・コロンビア・チリ・パラグアイ・ブラジレ・
abcdeghベネズエラ・ペルー・ボリビアと強豪揃いだよ」
ぴゅ~「ふんふん、そ~ですね」
ぴゃ~「ワールドカッペ優勝国は7ヶ国だけだが、そのうち3ヶ国は南米だ」
ぴゅ~「おぉ!」
ぴゃ~「優勝回数でいえば、17回のうち半分以上の9回が南米だよ」
ぴゅ~「んにゃ~!」
ぴゃ~「今回も南米は参加4ヶ国のうち、3ヶ国が決勝トーナメント進出だよ」
ぴゅ~「あ!パラグアイ以外は勝ちあがってますね…」
ぴゃ~「そすて、前回の日韓大会までベスト4はすべてヨーロッピか南米勢で占められていたんだ」
ぴゅ~「ぢゃあ、韓国のベスト4は歴史的偉業だったんですね」
ぴゃ~「そうだね、自国開催は多くの国が自己ベストをあげてるわけだから、これでショボかったらアジアの枠
abcdeghにも影響すたかもね」
ぴゅ~「ということは、これでも南米やヨーロッピは足りないと…」
ぴゃ~「うん、たぶん思ってるだろう。アジアやアフリケに大盤振る舞いと考えてるかもすれん」
ぴゅ~「おお…」
ぴゃ~「1960年代まではアジアやアフリケの代表は、大陸予選で勝ってもヨーロッピの国とのプレーオフに
abcdegh勝たないと出場でけなかった」
ぴゅ~「ということは、アジア・アフリカ全体で0.5ですね…」
ぴゃ~「そうだね、前回出たように66年イングランド大会ではアジア・アフリケ全体で1が与えられたんだが…」
ぴゅ~「ボイコットしたんですよね、それで北朝鮮だけが出て、大活躍」
ぴゃ~「うん、これによって70年メヒコ大会でアジアとアフリケにそれぞれ1枠づつと倍増したんだ」
ぴゅ~「倍でも1.0・・・」
ぴゃ~「うん、そすて82年スペイン大会からは、それまで16だった本大会の参加国数を一挙に24に増やした」
ぴゅ~「ぢゃあ、78年まで16…、今の半分ですね」
ぴゃ~「あらたしくFIFA会長になったアベランジェが会長選挙の公約で、アジア・アフリケ枠を増やすといって
abcdegh票集めをしたんだ」
ぴゅ~「ぢゃあ、アジア・アフリケ枠の増加にも政治的な意図が?」
ぴゃ~「ま、ワールドカッペもだんだん大きなエベントになって参加国も増えてるから、時代の流れでもあったね」
ぴゅ~「へ~、アジア枠ってそうやってチョットづつ増えてきたんですね~」
ぴゃ~「そう、だからこれ以上枠を増やすとしたら、方法は二つだけだ」
ぴゅ~「ほほぉ、そりは?」
ぴゃ~「ぴとつは、今までのように本大会参加国数が増えることだ」
ぴゅ~「うんうん」
ぴゃ~「それにしたがって、当然アジア枠も増える」
ぴゅ~「お~♪」
ぴゃ~「だが、32以上は当分増えないだろうね」
ぴゅ~「そうですね…」
ぴゃ~「もうひとつは…」
ぴゅ~「ゴクリ…」
ぴゃ~「アジア・アフリケ勢がベスト4以上の常連になることだ」
ぴゅ~「お~、そら大変にゃ…」
ぴゃ~「ヨーロッピも南米も、『ベスト16以上になれない地域をいれるなら、枠を返せ』と思っているはずだからね」
ぴゅ~「ぢゃあ、ワールドカッペに出るチームは、自国だけぢゃなく地域の命運も握ってるということですね」
ぴゃ~「そのと~りだよ、ぴゅ~君。今回も南米・欧州以外で決勝トーナメンツに進めたのは、メヒコ・ガーナ・
abcdeghオーストラリアの3ヶ国だけだ」
ぴゅ~「13:3ですか…、欧州・南米の壁は厚いっすね…」
ぴゅ~「先生!何かサッカーが上手くなるよい方法はないですか?」
ぴゃ~「それは…」
ぴゅ~「それは?」
ぴゃ~「南米のぴとと恋愛すて、子供をつくってニポンで育てるんだ!(キッパリ)」
ぴゅ~「え!?」
ぴゃ~「ボキもやってみたが、実らなかった…」
ぴゅ~「先生…」