
皆さんは、なぜお札に顔が印刷されることが多いのか、ご存知だろうか。
ま、だいたいの理由は、
*偽造防止対策-ひとは日頃から人間の顔を認識するのに慣れてるので、顔が変だとわかる。
*デザインのため-模様や文字・数字だけだとデザインしづらい。
*肖像によって親近感や敬愛の念を持たせる、あるいは権力を誇示する。
と、なっている。
日本でも肖像に天皇陛下(当時の明治帝)を使おうではないか、との案があったのだがやはり最後にはやめた。その代わりに神功皇后の肖像が使われたことがある。皇后のお顔はイタリア人画家キヨソネが書いたのでちょと西洋人ぽい。(ちなみに西郷隆盛の写真はなく、肖像としてよく出されるのもキヨソネが書いた絵)
*偽造防止対策-ひとは日頃から人間の顔を認識するのに慣れてるので、顔が変だとわかる。
*デザインのため-模様や文字・数字だけだとデザインしづらい。
*肖像によって親近感や敬愛の念を持たせる、あるいは権力を誇示する。
と、なっている。

日本でも肖像に天皇陛下(当時の明治帝)を使おうではないか、との案があったのだがやはり最後にはやめた。その代わりに神功皇后の肖像が使われたことがある。皇后のお顔はイタリア人画家キヨソネが書いたのでちょと西洋人ぽい。(ちなみに西郷隆盛の写真はなく、肖像としてよく出されるのもキヨソネが書いた絵)
その後、肖像にふさわしい7人が決められ、第二次大戦以前は次のひとが使われた。

日本武尊
武内宿禰
藤原鎌足
聖徳太子
和気清麻呂
坂上田村麻呂(実際には使われず)
菅原道真
しかし、戦後GHQの意向などもあり、聖徳太子を除いてこれらの肖像は一掃される。
その後聖徳太子は、100円→1000円→5000円→10000円と戦後の最高額紙幣の顔となったが、1984年、D一万円券の発行とともに福澤諭吉にその座を明渡した(現在流通しているのは、E一万円券)。だが、一部では五万円や十万円発行のさいに戻ってくるのでは、という噂も根強い。

日本武尊
武内宿禰
藤原鎌足
聖徳太子
和気清麻呂
坂上田村麻呂(実際には使われず)
菅原道真
しかし、戦後GHQの意向などもあり、聖徳太子を除いてこれらの肖像は一掃される。

その後聖徳太子は、100円→1000円→5000円→10000円と戦後の最高額紙幣の顔となったが、1984年、D一万円券の発行とともに福澤諭吉にその座を明渡した(現在流通しているのは、E一万円券)。だが、一部では五万円や十万円発行のさいに戻ってくるのでは、という噂も根強い。
アメリカの場合、一般的に流通している最高額は100ドル紙幣(ベンジャミン・フランクリン)であるが、

1,000ドル(アレグザンダー・ハミルトン)、5,000ドル(ジェームス・マディソン)、10,000ドル(サーモン・チェース)、
100,000ドル(ウッドロー・ウィルソン)などの超高額紙幣もある。100,000ドル紙幣は流通用ではなく、連邦準備銀行間の受渡しに用いられる金証券。10,000ドル札でも総発行枚数120枚程度。実際にお目にかかる機会はないだろう。

1,000ドル(アレグザンダー・ハミルトン)、5,000ドル(ジェームス・マディソン)、10,000ドル(サーモン・チェース)、

100,000ドル(ウッドロー・ウィルソン)などの超高額紙幣もある。100,000ドル紙幣は流通用ではなく、連邦準備銀行間の受渡しに用いられる金証券。10,000ドル札でも総発行枚数120枚程度。実際にお目にかかる機会はないだろう。