こにゃにゃちは、アタチです。

momさんチで「猫を飼う」といふぉ話がのってましたので、「猫は飼ってゐるのではなく、ゐていただいて
ゐるのです」とぉコメンツすたのですが、その後よく考えたり休んだりすてみると、これはニュートン力学
から相対性理論や量子力学への移行に匹敵する世界的大発見だといふこつに気がつきました。

ホントなら、「Nature」「Science」に発表せねばいけないのでせが、英語にするのも面倒なので
ここに発表いたしませ。
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猫さん貴族論
君たちのなかで、猫さんがゐらっさるぉウチもあらませう。さて、それを"飼ってゐる"と思ってらっさる方
が時々散見されます。すかし、それは大きな誤りです。じつは、猫さんには「ゐていただいてゐる」、
あるいは、「ぴとが奉仕すてゐる」のでせた。これが「猫さん貴族論」です♪

1.家畜とはにゃにか
家畜とは、その生産物(乳、肉、卵、毛、皮、毛皮、労働力など)を人が利用するために馴致・飼育している
動物をいう、という定義があらます。この中に、愛玩用いわゆるペット的なものをふくむ場合もあらますが、
これはあとでみてみませう。
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2.進化の最終型?
猫さんは1500万年前からほとんどその姿を変えてをられない、"進化の最終型"ともいえる方たちなの
です。それは、ご親戚のライオンくんや虎くんなどの猫型哺乳類が多くの地域で食物連鎖の頂点にいる
ことでも明らかでごわす。

3.イエネコになられる
猫さんは、エジプト方面でイエネコといふ種類になられたようです。これは野生のリビアヤマネコが飼いなら
されたといわれておりませ。その理由とすて、ネズミ的なものから穀物を守るといふ役目があったようです。
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すかし、ここで注意すなくてはならないのは、猫さんはもともと肉食であらせられる、ということです。ネズミ的な
ものを捕食するのはぴとと関係なくなさっていた(いる)わけです。あくまでもぴとが、猫さんの習性をみて、「どう
か来ていただきたい」と、思ったわけですね。

4.益獣とすての評価
古代エジプト人が猫さんを神とすて大事にしたことは有名です。一方、歴史的にも穀物を守るだけでは
なく、ネズミ的なものを媒介とする疫病の流行に立ち向かうなど、猫さんの活躍は大きいものですた。
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また、中世の魔女狩りと同時に"悪魔の使い"的な見方をされたときもあらましたが、これも「暗闇で眼が
ぉ見えになる」など、猫さんの特殊能力がしからしめたものですた。

5.猫さんは家畜なのか?
さて、家畜の定義とすて

*生産物の利用
*馴致
*飼育

の3つの要素があらました。猫さんの場合、「生産物」、つまりその捕食能力をぴとが利用してきたのは事実
です。すかし、ウシやウマや他の家畜にしたように、もともとその動物が持っていた生産物を拡大再生産
すれのではなく、あるいはイヌのようにぴとの都合のいいように素質に方向性を与える(番犬・牧羊・猟犬・
盲導犬等々)ことではなく、あくまでも猫さんの持つぉ力をそのまま活かしていただく、という限定すたもの
でしかあらませんでした。

馴致についても同様です。イヌなどの他の家畜と違い、猫さんは基本的に躾(教育的指導)ができません。
唯一ぉできになるといわれるトイレについても、用を足されたあとに砂をかけるという習性を利用したもの
に過ぎません。

そして飼育についても同様です。家畜は、ぴとに馴致されることにより依存するようになり、繁殖もぴとの
に頼るようになるといわれます。猫さんの場合は、繁殖方法の8割以上がぴとの管理外にあり、専門家
の間にも猫さんが家畜のカテゴリーに入るのか、と疑問視されているようです。

6.ペットとすての猫
さて、現在ではネズミ的なものを捕食せられるという仕事(あくまでぴとから見て)も、多くの地域では
期待されておらません。チエミんちなどでは、「おやめください」的な記事も頻出されるほどです。

要するにいまの猫さんは、「労働を期待されていない」「働く必要のない」方々であらせられるのです。
ご自分の魅力で生きてをられる、まさに貴族以上の存在です。ここに「猫さん貴族論」が成り立つわけ
です。

すかし、「自分が選んで買ってきた(拾ってきた・貰ってきた)」と言い張るぴともいらっさいませう。それは、
ご自分が猫さんに奉仕する存在だということが見えていないからです。

その証拠に、猫さんがあなたに求めるものは、

*食事
*扉を開けよ
*撫でよ(抱け)

というのがほとんどであり、猫さんのご都合が優先されてゐるはずです。あなたの方が優位であれば、
猫さんの方があなたの都合に合わせるべきでせう。つまり、猫さんはあなたが「奉仕する存在」である
からこそ、「そこにゐらっさる」のであって、決して「飼われてゐる」のではあらません。
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猫さんは貴族であられるので、ぴとの思惑や感情には基本的に無関心です。例えば、あなたが「落ち
込んだとき」に親愛の情を示されることがあったとすても、「ぢゃあ、今日のご飯はいらないよ」とはおっ
さらないでせう…

バハハイ♪