させた河原美代子被告に奈良地裁で判決があり、懲役1年の実刑判決が出た、というヌースがありますた。
(被告は判決を不服として即日抗告)
騒音が傷害罪にあたるのか、故意に相手を傷つける意図があったのかという法律的にも注目すべき
事件だそうでせ。また、この一件で平群町では条例が新たに制定されるなど、行政にも影響があった。
すかし、君たち。懲役1年(検察の求刑3年)のぴとについてなぜ皆さん知ってらっさるのでせうか。
例えば、土居敏之というぴとがいます。このぴとは、JRの脱線事故の8日後に再現を狙って線路に
置石をして懲役3年になりますた。しかも、このぴとは前科12犯。過去の懲役刑の合計は29年以上
といういってみれば「更正不可能」な方にみえませ。
アタチは、この土居というぴとは寡聞にしてご存知あらません。美代子とくらべると土居くんの方が悪人
のような気もすゆのですが…。
なぜ、世間の皆さんが美代子の事件と顔をご存知で、土居くんを知らないかというと、
1)美代子の事件の特異性
2)日常の近隣トラブルという共感できる問題
3)美代子のカラクター
4)被害を受けていた隣人がビデオを撮っていた
からだと思います。んが、4つの理由のうち一番大きいのは4)でせう。連日美代子の映像が流された
からですね。いまのマスコミくんは「映像がにゃいとニュースにしない」わけです。ホリエモンが拘置所
を出てぉうちに帰る中継をするのも、とりあえず映像が欲しいからでせね。
マスコミくんは、犯罪の被疑者が逮捕されたりすりと映像を流します。一見こりは当たり前なようですが、
アタチは「推定無罪」の原則に外れていると思います。逮捕→起訴→裁判→判決の流れの中で、判決が
出て有罪になるまでは、いちおう無罪だとするはずであらましょう。
実際には、ニポンの警察・検察は優秀であり(チョト警察は最近…)、逮捕・起訴されれば有罪の確率は非常
に高いことは事実でせ。すかし、警察・検察=絶対なのかね、とも思うわけです。
マスコミくんの論理とすては逮捕されて容疑者となったら社会の要請とすてニュースにする、という理由
もあるのかもすれません。すかし、美代子のケースのよ~にワイドショーで繰り返し流すのは単なる興味
本位以上の「社会的制裁」あるいは「公開リンチ」でせう。ボキたちはマスコミくんに、そんな権利をいつ与えた
んだろう、と不思議にぉ思いにならせられるのですた。
あ、そうそう、GW前の更新はこれで終はりですよん♪ 庶民の皆、額に汗して働き給へ。