月曜日の朝、胸騒ぎで目覚めた。
目覚まし時計はセットした時間より随分と早かった。
30分ほど軽い心臓の動悸を感じつつまた眠りについた。
隣に寝ているはずの彼のことも忘れて。

いつもよリ少し遅れて起きる。
やはり彼は居なかった。

湯沸しポットに電源を入れて
細長いタバコに火をつける。
軽く吸って煙を吐き出す。
テレビのスイッチを入れて
タバコを大きく吸う。
起きぬけの格好で食事はシリアを牛乳で流し込む。
いつものこと。

季節の成果髪の毛がしつこくからまる。
洗面所から戻って
着替えを済ませ、灰になったタバコを消す。

玄関の新聞を取り出し
靴を無造作に選ぶ。
やはり彼の靴はなかった。
いつものこと・・・

私の場合、右足そして左足。
左足の靴に小石が・・・はき始めの靴を脱いで小石を振り落とす。
小石・・・?ガラスの小さな破片。どこで入ったのだろうか?
玄関を開けて右足のつま先でガラスを蹴り出す。
左足の親指に小さな痛みを感じつつエレベータに向かう。