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カエサリオンと妖精たちの日々

孤高のピグ・カエサリオンが、ひょんなことで部活の部長を引き受けることになってからの、辛くもある部長としての奮闘記ブログが、部活解散後の彷徨うテスカトリポカのぐだぐだブログに変わりましたが、仲間に支えられ、再び復活したふぇありー部の紡ぎ直しの記録です!!

国連、正式名称は国際連合。英語表記はUnited Nations 略してU.N

 

国連創設は第二次世界大戦後の1945年10月とされている

しかし、United Nationsという組織はそれ以前から存在していた。

 

それは日本ドイツイタリアなどの枢軸国と戦っていた連合国、これがUnited Nationsである

つまり、戦後創設されたと言われている国際連合というのは、日本などと戦っていた連合国の組織を戦争が終結し平和になっても解散せずに存続させたものだ。

 

その目的は、戦後世界において枢軸国を排除し連合国だけで世界を運営していくことであり、枢軸国を弱体化し二度と自分たちの前に立ちはだかることがないように監視すること

だから、そもそも日本ドイツを加盟させるつもりはなかった。

 

それは国連憲章を見ればよくわかる

 

戦前、国際連盟という組織があった。これは世界の平和のために創設された。

国際連合と国際連盟、名前は似ているが全く違う。

戦後世界で日本が置かれた厳しい立場を国民に知られないために、こんな日本語に訳したとしか思えない。

 

国際連盟では、第一次世界大戦の勝者も敗者もなかった。

大国はすべて国際社会に対して責任を担うものとされ

戦勝国の日本だけでなく、敗戦国のドイツも常任理事国だった。

 

ただ、あまりにも理想主義的すぎて、結局、戦争を防ぐことはできなかった。

連盟が決議し勧告してもそれを受け入れない国が出た場合、何もできず無力だった

 

そこで国際連合では、最終手段として武力制裁を可能としている

国際連合の下、戦後世界の平和秩序を担うのは、国連安全保障理事会である。

 

侵略が起きた場合、国連安保理は協議を行い、侵略行為の停止を勧告、従わなけれれば経済制裁、それでも侵略をやめなければ武力制裁決議を行い、国連軍が結成され戦争で片をつける

現在の世界では侵略戦争は禁止だが、侵略を受けた時に、国家と国民を守るための自衛の戦争は認められている。ここまでが第二次世界大戦までの考え方。

 

しかし、それでは戦争を止められないので、戦後はここにもう一つの戦争

武力制裁決議に基づく戦争が認められた

 

今の世界では各国が勝手に判断して戦争を始めることは認められないことになっている

(現実はそうではないが・・・)

 

しかし、日本ドイツなど旧敵国(かつての枢軸国)については、特例があり

もし、「ドイツ日本が再び武力で世界に挑戦しようとしている」と判断したら、その国は安保理決議なしに日本やドイツを攻撃しても構わないとされている

 

これが国連憲章の「旧敵国条項」といわれているものだ

 

具体的に言うと、いま、ロシア中国が「日本は再び侵略を計画している」と判断すれば、日本攻撃を正当化できるということだ

 

ウクライナは国連に助けてもらえるが、日本やドイツはそうではない

日本を攻撃した国が、「国連憲章に従ったまでだ」と主張したら世界は沈黙するしかない。

その旧敵国条項は、国連憲章の中に今も残っている

 

一応、国連は、この旧敵国条項は今や死文であると言っているし、「この条項は削除すべき」と国連総会で決議されている しかし、削除はされていない

削除の手続きが面倒だからというのがその理由である

 

削除するためには、国連憲章改正案が安保理において常任理事国5か国が反対せずに過半数賛成で可決され、さらに国連総会で2/3の賛成決議、さらに加盟国が各国議会で改正案を批准することが必要

このように大変な手間と時間がかかる

 

尖閣国有化で反発した中国が、水面下で再三にわたりアメリカに「旧敵国条項は今も有効か?」と尋ねたという。アメリカの回答は「旧敵国条項はいまや死文であり意味を持たない」であった。このように今も旧敵国条項は外交の場で生きているのだ。

 

死文化しているとか、もはや有効ではないと言ったところで、力の前には意味がない

 

国連憲章に依然として存在していることが問題なのだ。

日本が経済大国だった時なら、削除させることも可能だっただろうが、今や二流国になり衰退の一途をたどる日本にはそんな力はない

 

ドイツイタリアにとっては、旧敵国条項は問題にならない

今や強力な軍事同盟NATOのメンバーで、周りはすべて同盟国なのだから、侵略を受けることなんてない。あくまで形式、プライドの問題だ

 

一方日本はどうか 日本にとっては現実の問題であり命取りになりかねない。

 

国連を客船に例えると、一等船室はアメリカ、ロシア・中国・イギリス・フランスの五大国で

二等船室には、その他のインド・ブラジル・スペイン・韓国・北朝鮮・ソマリア・シリア・アフガニスタンなどで 

日本はどこかと思えば、その下のエンジン音の響く三等船室をあてがわれているようなものだ

 

そういう差別的扱いをされてきたのに、世界第二位の拠出金を言われるままに、まじめに支払ってきたお人好しな国 それが日本だ

ちなみに一位のアメリカは気に入らないことがあると支払いを拒否する勝手な国だ

 

 

いま日本の周囲は、ロシア、北朝鮮、韓国、中国と敵性国家ばかり 

友好的なのは台湾だけで、軍事協力関係(同盟ではない)のアメリカは、はるか太平洋の向こう側にいる

 

この恐ろしい現実を知らずにのんきに生きているのが日本人だ。

 

日本人は「そんなこと起きるわけがない」ということを経験してきたはずだ

東日本大震災、巨大津波、原発事故

 

日本が侵略されることはないと言い切れますか