日本の映画は、国際映画祭などで

評価されたものや、黒澤監督の作品

など、多くはないけれどフィレンツェ

でも少しずつ上映されるように

なっていると思います。(嬉しい😆)

今日は、日曜日午前11時に

映画を観に行くなんて我々だけ

だろうと思いながら出掛けましたが、

映画好きっぽい人達が結構来ていました。

是枝監督の『怪物』は、現代の複雑な

問題や、諦めが入った物事の見方など

が、立場が違う登場人物それぞれの

視点で描かれ、立体的に物語が立ち

上がっていく構成になっていました。

それにしても、映画のタイトルが

「イノセンス(伊 Innocenza)」

と訳されたのは何故だろう、と

観賞後、ずうっと考えています。

英訳タイトルは、「モンスター」と、

原作に忠実に訳されているのに対し、

「無垢な、天真爛漫な」という訳は、

怪物と同じく、主人公の2人の子供を

指している言葉には違いないのですが…。

謎です。