サゴシ釣りに行くはずでしたが、前回の釣行で気になって仕方なかったナスキーの巻き心地調整をしました
10ナスキー+フリーゲームは予備なんですが、気になるものは気になるという事で…

久しぶりに使うためグリスが真鍮の緑青で汚れてましたが、メイン、ピニオン、クロスギアに損耗は見られません
クロスギア前後方向のクリアランスが気になったので、0.02のテフロンシムを追加するも、オシレート上下死点でコツコツ感が残る(~_~;)
メインギアとピニオンの歯面当たりは完全なので、後は↓ココしか…
クロスピンのカラーにもテフロンシムを追加し、0.05+0.02厚詰めます

結果


ヌメヌメ軽々に仕上がりました!
コツコツ感もほぼ解消^ ^

あとは実釣で確認ですね


リールメンテ用の工具について…
ドライバー類はPBを使用してますが、55Aのマイナス先端はネジを極力舐めないように加工してます↓

ピンセットは外科処置用で、画像の物でも紙に張り付いた産毛をも確実に掴めます
他に脳外科用の物も極薄シム調整に使用
こちらはイタリア製で、ピンセットとは思えない値段しますが精度は最高です

それにしても、14ステラ以後のリールの巻心地は凄いですねー
18.19年のなんてエントリークラスのリールでも驚くほど精緻な感じがします
ただ巻感度については、旧TDや07ステラまでの方が高い様に思います
ギア径によるトルクの差と言ってもいいのでしょうけど、10ステラ以後はピンセットを使う様な細かな作業を、物凄く精密なプライヤーでやってる様な感じです
エリアや激渋アジングに、敢えて旧TD系・05イグジや01・07ステラを使う理由はあるのです

せめてトップエンドの製品だけでも、もう少しパーツ供給期間を伸ばして欲しいと切に願います!
メーカーの問題ではなく、日本の産業構造と税制上の問題でしょうけど…