1909年に横浜開港50周年を記念して作られた歌です。作詞は森鷗外、作曲は南能衛です。そう、あの森鷗外ですよ!!
歌詞がすごいのです。
わが日の本は島国よ (わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に (あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば (つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え (あらゆるくによりふねこそかよえ)
されば港の数多かれど (さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや (このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙 (むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ (ちらりほらりとたてりしところ)
今はもも舟もも千舟 (いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや (とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を (はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港 (かざるたからもいりくるみなと)
特に、冒頭部分の「わが日の本は・・・舟こそ通え」は素晴らしいと個人的には思います。「これほどまでに日本の歴史を端的に表現した文が他にあるか!」と思ってしまいます。