工作実験フェア2019 | 大阪工業大学サイエンスアラカルトエコールプロジェクトのブログ

8月10日(土)は工作実験フェアでした!!

私達サイエンスアラカルトエコールプロジェクトは、「スライム/スーパーボール作り」と「冷却剤」の2つのブースを出展しました!

朝一番から沢山のお客様が整理券に並んで来てくれました!沢山のお客様がいらっしゃったので、とても緊張しましたが、無事に出来ました✨

例年行っている冷却剤では尿素に水を加える吸熱反応で、お客様に驚きと冷たくて気持ちいい冷却剤を提供できました✨金属は熱伝導性に優れているため、アルミホイルで容れ物を作って、吸熱反応を確かめてもらいました!とても暑い日だったので触ると気持ちよかったです😄







スライムは午前中に、スーパーボールは午後に行いました!作ったスライムに食塩を加えると、スーパーボールの原料が出来ます。お客様にお伝えし、原理を説明すると驚いていただけました😄








スライムとスーパーボールの材料である洗濯のりは、PVAに水分子が結合している液体です。PVA(ポリビニルアルコール)は、スライムでは水の中でホウ砂と架橋(網目状)構造を作ります。
スライムに食塩を加えると、PVAと結合した水が食塩と結合し、カップの中でPVAと食塩水に分かれます。PVAは発泡スチロールの材料PS(ポリスチレン)の仲間の高分子です。
スライムに食塩を加えて箸で混ぜると、白く濁って箸の周りにまとわりつく白い物体の正体は、PVAです。箸の周りについた白い物体だけを集めて、しぼってよく水気を取り、丸く形を整えれば完成です!!完全に水気を取り除いて、スーパーボールが出来上がるには1日程度おく必要があります。
出来上がるまでのスーパーボールに触れると、白い粉のような物が付きますので、付いた手で眼を触らないでください。
スライムに加える食塩が少なければスーパーボールの原料は出て来ず、多ければジャリジャリと食塩が付いてしまいます…。難しいですが、やってみなければ必要な食塩の量は分かりませんので挑戦してみてください💪

午後から作ったスーパーボールでは、スライムからではなく、洗濯のりと食塩水から作りました!
手作りですので、綺麗な形で跳ねるスーパーボールを作るのは難しかったと思いますが、どうすれば好きな大きさの綺麗なスーパーボールが作られるか考える事が理科の楽しさです!是非挑戦してみてください!

ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!記事を読んでいただいた方も是非作ってみてください🎵ありがとうございました✨