こんにちは。
たなかあさんです。
台風で出社は午後からになり、
こどもたちを登園させたあとは
自宅で出来る調べ物なんかをして
なんだか在宅勤務の雰囲気を味わい中です。

専門じゃないけれど
たまたまこんな記事を見つけたので
紹介しますね。

卵子の減少を示すデータと妊娠率低下は関連せず
-----------------------------------------------------------------
 
自然妊娠を望む、
不妊の経験がない女性(30-44歳)を
調べたところ
妊娠率は卵子のストックを示すデータと
関連がないことがわかった。

つまり、不妊経験がない人が
自然妊娠できるか判断するのに
卵胞刺激ホルモン検査や
抗ミュラー管ホルモンレベル測定をすることは容認されない
 というのがこの人たちの主張です


この論文はわたしなりに面白いなと思ったのは


「不妊経験がない女性」という前置き。
論文ってだいじなのは
どの条件において何が言えるのか、
ということなんですね。

これ、一般のマスコミとかもよく混同してます。
夢の新技術が開発!
この研究で治療の可能性
とか。

可能性は無限大なので否定しませんが
いきなり拡大解釈すると危険だと思います。
こういう条件では〇〇がわかった、という感じで
設定をよく確認しないといけません。

この論文でいうと
「すべの妊娠を望む女性」とはいってません。
不妊経験がない女性、とあるので
不妊経験がある女性については
ホルモン検査が必要か不必要かはこの論文では不明です。
(それ用にまた調べ直す必要があります)

自分たちの生活で考えてみると
結婚前にブライダルチェック、とか
婚前検査とか呼ばれるもので
これらの検査で低くても、
自然妊娠の確率は関係ないのかなーぐらいの
捉え方をしました。



この論文報告の内容にかかわらず
自分のからだの状態を知っておくことは
とても大事だと思います

関係ないから検査いらない、と
短絡的に判断してしまうのももったいないと思うんです。

わたしはいつも
マスコミや広告におどるキャッチーな
科学っぽいふれこみに
正しいか間違ってるか
理解できてるかどうかもわからないまま
一方向の情報を鵜呑みにして
一喜一憂しない人が増えるといいなと思っています。

そんな願いをこめて
たまたま見つけた論文から
私の見方を紹介してみました。



さっ、出勤しまーす👋