お気に入りの本や参考書が絶版になっていることも多いのですが、1919年生まれの国語学者 大野晋先生の『日本語練習帳』は今も現役でほっとしました。

「思う」と「考える」 「うれしい」と「よろこばしい」 「明白な」「明確な」「鮮明な」「明晰な」 などの使い分けを通じて言葉の感受性を磨くことから始め、「ハ」の用法などを改めて学び、「縮約」を通じて、文章力(形式や見た目で何とかなる部分)を高めることができる本です。

太宰治作 『斜陽』内の敬語の間違い探しとツッコミのところはおもしろいです(笑)

 

 

 

 

インスタグラム全盛期でありますが、やはり文章を書くことは大切にしたいです。

『日本語練習帳』は文章が苦手な人が読むにはやはり濃すぎるので、『田村のやさしく語る小論文』をおすすめします。

 

小論文・作文が苦手でも、形から入れば、「見た目」は比較的短期間に直すことができ、「きれいな文章」を書くことができるようになります。

勉強方法についても親切に解説されています。
とても読みやすい文章でかかれているので、受験に必要かは関係なく、是非読んでいただきたいです。