古典を楽しく学ぶ秘訣は 当時の歴史、作品の背景知識を学ぶこと。

「作者名と作品名と文法を丸暗記では教養とは言えない」と思った
「ものごとを簡単に説明する」コピーライターが違う世界をのぞきみる「窓」を開けようとわかりやすく解説した本です。このコンセプトは筆者の方が明確にされています。
大学受験の知識として、歴女さんの読み物として、また一般教養としては物足りないですが、古典に興味を持ってもらうための入門書としては十分です。

同じ才女でも対称的だった 清少納言と紫式部
実はニートだった 鴨長明
実はオタク女子だった 菅原孝標女
日本文学の登場人物がイマドキの言葉で解説されているので印象に残りやすく身近に感じることができます。