本を出版!「医師ムラの真実」 | 行雲流水~へき地の一人病理医の日常

行雲流水~へき地の一人病理医の日常

兵庫県の赤穂市民病院に勤務する病理医です。学士編入学を経て医学部に入学し、2004年卒業。病理専門医、細胞診専門医です。

このたび、本を出版いたしました。

医者ムラの真実 (ディスカヴァー携書)/ディスカヴァー・トゥエンティワン

¥1,260
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出版社ディスカヴァーの紹介ページ


少々過激なタイトルではありますが、普通の家庭、公立小中高出身、学士編入学で医学部に入学し、32歳で医師になったこと、新臨床研修制度一期生だったこと、病理医であること、市中病院と大学病院を転々としたこと、一人病理医を経験したことなど、自分自身の体験をもとに、データを交えて医療の問題について、まじめに書きました。ちょっとばかりユーモアも交えましたが(;^_^A

このブログのテーマでいうと、病理医がかなり少ないという状況を一章にまとめました。

果たしてどのような反響があるのか、戦々恐々としています。過激に書き過ぎたのか、それとも物足りないのか…

ただ言いっぱなしではなく、どうやって医療の問題を解決してくかを考えました。魔法の答えはなく、対話を通じてやっていくしかない、という当たり前といえば当たり前のことですが、昨今の医療の問題は、対話すら許されないみたいな雰囲気がありましたので、強調させていただきました。

今回は新書ということもあり、前著よりは多くの書店に置いていただいているようで、有り難い限りです。

新書にはありえない?!344ページというボリュームで、かつ1200円と少々お高いですが、読みやすい本ですので、書店で見かけましたら、是非手にとってみてください。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。